アプリに関係なく(ラなんとかも、なんとかgoにも)使える位置偽装

ここまでに書いた内容を読み返せばどのような手法で位置偽装するのかITエンジニアには理解できるでしょう。実現のためにはいくつかの条件はあるが、比較的簡単に実現することができた。
 要するに「 会社引っ越し後、WIFIで位置情報を検索すると前の住所が表示されます。 」や「 GoogleChrome・マップの位置情報 」などで起きているWiFiの情報に基づく位置情報の誤認識を利用するということです。これは意図せずおきれば誤認識なのですが、誤認識を誘発し一定の制御のもとにおけば、それは位置偽装といえるでしょう。この位置偽装の特徴はモバイル機器に追加アプリをインストールする必要がないことと、アプリに関係なく利用できることです。追加検証と有効性については別の場所で行うことにします。

 ここで扱う位置情報は本来の目的ではない情報を別の個人情報として扱うべき情報を組み合わせて実現した便利な機能により得られた情報です。情報提供者にほぼ無断で別の目的で利用していると言ってしまってもよいかもしれません。それはさておき、上の方法での位置偽装はいわゆる偽装アプリをインストールするわけではないので、偽装を検出することは困難というか、ほぼガードすることはできないでしょう。なんとかgo++のように利用できなくなったり復活したりというイタチごっこは発生しません。 さらにアプリに関係なく利用できるのも特徴です。