詐欺メール 、新たなストーリーベース詐欺の前振り? 2005年ころからおなじみのストーリー調スパムの最新版か spam mail

この記事は、スパムアサシンやメーラーでのスパム判定をすり抜けた怪しいメールを取り扱います。その内容の判定や設定方法の改善策について取り扱います。

このメールはdmarcポリシーのチェックを”pass”しています。 このパターンはドメイン自体を自動的にbanする(ブラックリスト登録する)のが良いかもしれませんが、様子見です。 スパマーによるハニーポット探索が目的なのかもしれません。  

★対象のメールのコピー

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本メールは送信専用です。ご返信いただいても対応いたしかねます。
誤送信と思われる場合は、このメールの破棄をお願いいたします。
© 2025 Apple. All rights reserved.
過去(2024年以前)実施の迷惑メール対策方法、設定

スパムアサシンの設定と、メーラーでの設定については、要望があれば記事を用意いたしま。コメントとをお願いします。

スパムメール/詐欺メール DMARC設定で激減、2025年以降この設定は必須!?

この記事は、スパムメールや詐欺メールに関する情報を扱います。過去に何度かスパム対策を行ってきましたが、徐々に増えてきているので対策を見直しました。Eメールはいろいろなセキュリティレベルの相手と通信する仕掛けなので完璧な対策はないと言ってもよいかもしれません。 そうはいっても明らかにスパムと判断できるものも保留してスパムかどうかを判断していくのは面倒である。 明確にスパムと判断できるものは受け取らないようにしたのでよいだろう。 というのも、最近、送信元が自分であるスパムメールが増えていた。明らかに自分が送信していないのでスパムであることは明白なので、なぜこのような送り方をするのか疑問だが、チェックルールをかいくぐる手として使っているのだろう。

このようなメールは完全に受け入れなければよい。 これを実現するのがDMARCである。DMARCは、「自分のドメインを使ったなりすましメールを見つけ、受信側で拒否・隔離できるようにする」仕組みである。そこで、DMARCポリシーを「メールを配送しない」に設定した。

この設定により、最近増えていた下のような送信元が”自分”だと詐称されたメールを撲滅できた。 素晴らしい!   激減とはいうものの、 スパムメールの全体の一部であることには変わりない。引き続きスパムとの闘いは続く。

DMARC 設定で拒否できるようになったスパムメール例(サンプル)

★対象のメールのコピー

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*dmarcで破棄できた例



【信用金庫】ポイント加算の確認をお願い申し上げます


お客様へ

平素より全国信用金庫協会をご利用いただき、誠にありがとうございます。


■ ポイント加算のお知らせ

2025年10月1日〜2025年10月31日までのご利用分について、下記内容で全国信用金庫協会
ポイントが加算されましたのでお知らせ申し上げます。

*■ 加算内容*

* *対象期間:*2025年10月1日〜2025年10月31日
* *加算ポイント数:*5130ポイント(5130円相当)
* *加算日:*2025年11月18日
* *加算対象取引:*給与の受け取り、公共料金の自動引落し、キャッシュレス決済の利用


■ 受取期限について

加算されたポイントの受取期限は **2025年11月17日** までです。期限を過ぎると、ポイ
ントは失効いたしますので、**お早めにご確認いただき、手続きをお願いいたします**。


■ ポイント受け取り手続き

下記リンクより、ポイント受け取り手続きを速やかに行っていただけます。

▶ ポイントを受け取る <https://yagwg.com/shinkin/s/selectState>

--------------------------------------------------------------------------------

*【ご注意】*
インターネットバンキングは毎週日曜日23:56〜月曜日6:00にメンテナンスが行われま
す。この時間帯はサービスをご利用いただけませんので、予めご了承くださいますようお
願い申し上げます。

--------------------------------------------------------------------------------

【お問い合わせ】
全国信用金庫協会 カスタマーサポート
電話:0120-579-835(携帯・IP電話:03-6387-3213)
受付時間:平日 9:00〜16:00

全国信用金庫協会株式会社
〒103-0028 東京都中央区八重洲1丁目3番7号
© 全国信用金庫協会 All Rights Reserved.

==============================================
■判定結果

ARC-Authentication-Results: i=1;
***.xserver.jp;
dkim=fail ("body hash did not verify") header.d=mail20.funcwei.com header.s=mail20 header.b="T2j/oEP0";
spf=pass (sv8645.xserver.jp: domain of info@mail20.funcwei.com designates 35.185.141.217 as permitted sender) smtp.mailfrom=info@mail20.funcwei.com;
dmarc=fail reason="SPF not aligned (relaxed)" header.from=hama-sushi.co.jp (policy=none)

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https://www.nri-secure.co.jp/blog/dmarc-report


過去(2024年以前)実施の迷惑メール対策方法、設定

スパムアサシンの設定と、メーラーでの設定については、要望があれば記事を用意いたします。コメントとをお願いします。

ソーラーフロンティア ホームエネルギーモニタリングサービス終了!? 2025年12月solar発電データ監視がストップ?の代替で継続を検討

次のようにフロンティアモニターのシステム終了のアナウンスがきています。
hsBoxを使って代替機能を実装していきましょう。

**** 様

日頃より【フロンティアモニター】ホームエネルギーモニタリングサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。

【システム終了のお知らせ】
2025年12月22日(月)をもって本計測装置のサービスを終了いたします。
なお、システムの都合により、一部サービス終了のタイミングについては前後する可能性がございますので、ご承知おきください。
詳しくはお客様ご利用サイトのお知らせ欄をご覧ください。

本メール発信は、メールシステムメンテナンスにより、1日遅延する場合があります。メンテナンスの日程は、お客様ログイン画面の「お知らせ」欄に随時記載いたします。
メンテナンス時はご不便をおかけしますが、何卒ご承知おきくださいますようお願いいたします。

下記の通り、2025年11月07日の発電量をお知らせいたします。

発電量:37.44kWh


今後ともフロンティアモニターをよろしくお願いいたします。
★なお、お心当たりのない方は、お手数ではございますが、下記メールアドレスまでご連絡頂きますようお願いいたします。
★このメールは送信専用メールアドレスから配信しています。このまま返信いただいてもお答えできませんのでご了承ください。
-----------------------------------------------
ソーラーフロンティア株式会社
【フロンティアモニター】お客様サービスセンター
電話:0570-053115(受付時間:9:00-17:00)※日曜、祝祭日、メーデー、年末年始を除く
メール:information@solar-frontier.com
-----------------------------------------------

順次、実装を進めていきます。 参考してみてください。 コメントなどあればお願いします。

まずは、次の情報を集めます

●パワーコンディショナー(メーカーと型番)
●フロンティアモニターの接続方式

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未来の社殿を描く:式年遷宮が照らすSDGsの進化シナリオ

前回の課題編2「絡まる糸を解く」では、高度化・細分化の弊害を3つのカテゴリで深掘りしました。複雑化によるセクター断片化と三壁の深化、再発の繰り返し(ZD努力の形式派が形骸化を招くパターン)、環境変化の想定外多発(前提未更新で対策崩壊)――これらがSDGsの進捗を阻害し、残課題として浮上しました。特に、再発はZD精神を体得した企業が次フェーズへ進む一方、形式派が失敗を繰り返す構図や、環境リスクの想定範囲外(例: 異常気象再燃)が、仕組み理解不足を露呈しています(MIC: Risk Management in SDGs)。これらの影を、式年遷宮の20年ごとの再生サイクルが照らします。伝統のシンプルな再構築が、現代のダイナミズムにどう適用されるか? 本回展望編では、2040年の進化シナリオを想像し、個人・社会レベルの行動でSDGsを「生きる仕組み」に変える道筋を描きます。残課題を吸収した循環型システムが、未来の社殿のように蘇る姿を、一緒に思い描きましょう。

2040年のSDGs像:式年遷宮サイクルが導く進化シナリオ

2040年、SDGsはポスト2030フレームワークとして、式年遷宮のサイクルを模した「再生型システム」へ進化しています。国連のEarth4Allイニシアチブが描く「Giant Leap」シナリオでは、CO2排出の急減と経済・社会の統合が実現し、TWI2050(Transforming the World in 2050)の6変革(人間能力、食・健康、都市、エネルギー、循環経済、グローバル正義)が基盤となります(Earth4All: The Giant Leap)。17目標をブロック単位化し、オープンインターフェースで連携――高度化の複雑化を吸収し、再発をZD精神の継承で防ぎ、環境変化をダイナミック適応で乗り越えます。式年遷宮のように、準備期(課題分析)、実施期(再生実行)、継承期(次世代移行)の20年サイクルで、常に新鮮さを保つのです。

複雑化の吸収は、セクター細分化を強みに変えます。Goal 9(産業革新)とGoal 13(気候変動)のブロックが、API風のオープンインターフェースで繋がり、三壁問題をAI駆動レビューで解消。2040年、VR共創プラットフォームが市民と専門家を結び、輪島塗の分業のように細分化を活かします。日本企業TDKのzero-defect品質管理は、すでにサステナブルサプライチェーンを構築し、原材料から製品までの統合を実現――このモデルがグローバル化し、5年ごとの短縮サイクルで現代の急激進化に対応します(TDK: SDGs Report)。式年遷宮の伝統では技術進化が緩やかでしたが、SDGsでは頻度調整で複雑さを吸収し、全体像を再生。

再発防止の核心は、ZD精神の体得と継承です。形式派企業が形だけ実施を繰り返す失敗(過去のサステナビリティ陳腐化)を避け、精神を体得した企業が次フェーズへ移行。EXEDY CorporationのZero Defect Activitiesは、製造全工程を巻き込み、Goal 12(責任消費)を支え、再発リスクを診断ツールで早期検知――2040年、このアプローチがSDGsのモニタリング義務化となり、貧困や不平等の蘇りを防ぎます(EXEDY: Sustainability & SDGs)。環境変化による再発(想定外の異常気象で対策崩壊)も、過去記事のリスク事例から学び、前提変化をサイクルに組み込み。SEIの2050 Pathways Explorerでは、こうした予防がグローバル正義を強化し、式年遷宮の「再構築だけで済む」シンプルさを、予測モニタリングで進化させます(SEI: 2050 Pathways Explorer)。

環境変化の適応は、ゼロエミッションを超えたダイナミックモデルで花開きます。Goal 13の抑止努力が限界を迎え、想定範囲外の新リスク(パンデミック変異やサイバー脅威)が多発する中、参加型プロセスでシナリオプランニングを導入。日本Climate Initiative(JCI)は、2030年の再生可能エネルギー40-50%目標を2040に拡張し、石炭フェーズアウトを推進――市民参加の適応策で、洪水耐性都市を構築します(Japan Climate Initiative)。グローバル例として、Zero Emission Tokyo Strategyは、CO2削減に加え、気候耐性素材の更新をサイクル化し、2050ネットゼロを目指します(Tokyo: Zero Emission Strategy)。式年遷宮の場所選択回避策を超え、お白石持行事風の巻き込みで想像力不足を解消――何かする積極適応が、自己解決不能な問題を共創で克服します。

このシナリオは、Frontiersのpost-2030ガイドラインのように、産業セクターの事例を基に現実味を帯びます(Frontiers: Post-2030 SDGs)。2040年、SDGsは静的な目標から、式年遷宮の社殿のように息づく仕組みへ。残課題をサイクルで再生し、地球の持続可能性を約束します。

個人・社会レベルの行動:SDGsを「生きる仕組み」へ変えるステップ

この未来社殿を築くのは、私たち一人ひとりの行動です。式年遷宮の国民参加のように、SDGsを日常の再生サイクルに落とし込みましょう。個人レベルでは、ZD精神を体得し、形式派を脱却――日常習慣を「欠陥ゼロ」マインドでレビュー。例えば、TDKの品質管理のように、消費行動をトラッキング:アプリで排出をゼロに近づけ、年1回の生活診断で前提変化(例: 家族構成変動)を更新。環境変化適応として、想定外リスクをシミュレート――気候アプリで異常予報を活用し、家庭菜園で食自給を強化。過去記事のリスク事例から、仕組み理解を深めるオンライン講座を習慣化し、再発を防ぎます。

社会レベルでは、政策と共創の推進が鍵。政府は式年遷宮風の20年サイクルを導入――日本SDGs推進本部を強化し、ポスト2030ロードマップを作成(SEI提言)。企業はZD継承トレーニングを義務化:EXEDYモデルで全社員巻き込み、再発診断ツールを共有し、Goal 12のサプライチェーンを進化。グローバルでは、C40 CitiesのTokyo Strategyのように、都市WSを増やし、JCIの再生エネ目標を市民共創で加速(C40: Tokyo Climate Action)。VRイベントで三壁を解消し、ステークホルダー連携を日常化。

これらのステップは、Unileverのサステナブルサプライチェーン統合のように、個人行動が社会変革を連鎖させます(Unilever: SDGs Integration)。SDGsを「生きる仕組み」に変える鍵は、再生精神の共有――あなたの日常サイクルが、未来の基盤となります。

再生の光:SDGsの永遠サイクルへ

2040年のシナリオは、希望の青写真です。複雑化をブロック連携で吸収、再発をZD精神とモニタリングで防ぎ、環境変化を参加型適応で乗り越える姿――式年遷宮の常若が、SDGsに息吹を与えます。残課題(形式派の繰り返し、想定外リスク、理解不足)をサイクル更新で克服し、Earth4AllのGiant Leapのように地球再生へ。

次回「永遠のサイクルへ」では、シリーズをまとめ、不変から進化の遺産へ。あなたは、自身のSDGsサイクルをどう再生しますか? 伝統の教えが、明日の社殿を照らします。

(参考文献:上記リンク参照。シリーズ完結へお楽しみに!)

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太陽光発電の軌跡:個人導入のリアル ~運用実績から見る2025年Solarの投資回収と総所有コスト~


太陽光発電を検討中のあなたは、きっとこんな疑問をお持ちではないでしょうか。

「投じたお金、いつ元が取れるの?」
「メンテナンスや廃棄まで考えたら、本当に得になるの?」

当サイトでは、2013年に太陽光発電を導入して以来、実際の運用データを10年以上にわたり公開してきました。
その結果、導入当初のROI(Return on Investment:投資回収期間)は、計算通り約6年で達成しました。
しかし2023年にFIT(固定価格買取制度)が終了し、売電価格が約7分の1(=15%)に低下したことで、改めてROIの意味を見つめ直す必要が生まれました。

ROIは「どの提案を選べば最短で投資を回収できるか」を測るための指標です。
一方で、TOC(Total Cost of Ownership:総所有コスト)は、初期投資だけでなく、メンテナンス費用や廃棄コストまでを含めた“本当のコスト”を示します。

当サイトの実績では、ROI上は6年で回収を達成していましたが、TOCを考慮すると実質7年。
つまり、これから導入するなら、卒FIT後の運用シナリオまで見越した試算が欠かせません。


1. 当サイトの実績が示すROI(投資回収期間)の信頼性

太陽光発電の普及は、1954年のシリコン太陽電池の発明から始まり、2012年のFIT制度導入で一気に一般家庭に広がりました。
発電コストは2010年の1Wあたり約4ドルから、2025年には0.3ドル未満にまで低下。これがROI(投資回収期間)を劇的に短縮させた要因です。
現在、世界の累積導入量は2TWを突破し、家庭用のROIは平均8年前後とされています。

当サイトの実例(2013年導入)

  • 導入内容:4.4kW+5.5kWシステム(計約10kW)
  • 初期投資:約200万円
  • 年間発電量:約8,000kWh
  • ROI:6年(FIT単価42円/kWh+自家消費分)

導入から3か月後にパワコン故障が発生しましたが、アラートメールによる早期検知で迅速に対応でき、運用体制の重要性を実感しました。

運用解析・異常検知

夜間消費電力の変動を解析し、AIによる異常検知(例:浄化槽ブロワーの故障)を実現。
30%以下の発電低下を自動通知する仕組みを構築し、メンテナンスコストを削減。
これがTOC(総所有コスト)最適化の第一歩となりました。

経年劣化と長期視点

10年後の発電量は設置当初の84〜86%。
メーカー保証(10年・81%未満で交換)内で維持できており、定期点検と早期対応の重要性を再確認。
劣化率を年0.5〜0.8%で見積もることで、ROIの延長を防ぐことができます。

故障対策とFIT終了後の変化

FIT終了後(2023年)は売電価格が42円→8円/kWhへ低下。
それでも自家消費を中心にした運用でROI約6年を維持。
ただし、TOC(運用・廃棄費用含む)を加味すれば実質7年となります。

記事URLテーマROI / TOC のポイント
2019/04/24導入実績ROI6年達成、最短提案の選択
2019/08/21経年劣化劣化0.5%/年を想定しROI延長を防ぐ
2019/11/20故障AIメンテ自動化でTOC削減

2. 現在の導入判断:ROIとTOCを自宅で試算する

2025年の家庭用太陽光は、ROI8〜10年が標準。
補助金(最大36万円/kW)により、設置費用は4kWで約120万円まで低下。
FIT単価は16円/kWh、自家消費率70%を想定すれば、投資回収の現実味が見えてきます。

シミュレーション例(4kW家庭)

項目内容
初期投資120万円(補助後)
年間発電量約4,500kWh
自家消費(70%)3,150kWh × 31円 = 約9.8万円節約
売電(30%)1,350kWh × 16円 = 約2.2万円収入
年間合計利益約12万円
ROI約10年(=120万 ÷ 12万)

TOCを考慮すると、メンテ25万円+廃棄15万円で総追加40万円。
25年間での累積利益300万円に対して、ネット利益は約260万円。
実質ROIは約11年となります。

卒FIT後(2035年以降)は売電価格が8円に下がるため、年利益は約9.8万円へ。
ただしV2H(EV充電併用)を導入すれば、エネルギーロスが減りROIを10年程度に短縮可能です。

シナリオ初期費用年利益ROI(年)TOC追加実質ROI(年)
当サイト(2013年)200万円33万円640万円7
2025年(FIT中)120万円12万円1040万円11
卒FIT後(V2Hなし)120万円9.8万円1240万円13
卒FIT後(V2Hあり)120万円11.8万円1040万円11

ポイント:ROIは「早い回収」、TOCは「持続可能な回収」。
どちらも考慮してこそ、真にお得な投資判断が可能です。


3. これからの展望:ペロブスカイトと再利用でTOCを最小化

新技術「ペロブスカイト」でROI短縮へ

2025年時点で実用化が進むペロブスカイト太陽電池は、軽量・高効率(18〜30%)で注目されています。
2030年以降には住宅向けタンデム型が普及し、ROIはさらに短縮される見通しです。
導入を急がず、補助金制度を活用して技術成熟を待つのも賢明な選択です。

廃棄から再利用へ ― TOCの最大課題を克服

廃棄費用(約15万円)はTOCを押し上げる要因でしたが、2025年からはリサイクル義務化により、
メーカー負担による95%回収目標が設定されました。

TOCを抑える具体策:

  • リユース買取の活用:状態の良いパネルを無料回収する業者が登場。廃棄コストゼロでROIを1年短縮。
  • 積立制度の活用:10kW以上で廃棄積立義務化(年5,000円程度)。住宅にも推奨。
  • AI診断の導入:劣化0.5%/年を自動監視し、交換タイミングを最適化。

これらを組み合わせれば、TOCの「廃棄部分」を半減し、持続的ROIが実現します。


結論:ROIとTOCを味方につけ、賢く始める太陽光発電

当サイトの実績(ROI6年・TOC7年)は、実際に数字で回収が可能であることを示しました。
2025年の現在、補助金や技術革新によりROI10年前後が現実的なライン。
卒FIT後もV2Hや再利用によって持続的にコストを抑えられます。

ROIは「どれだけ早く投資を回収できるか」、
TOCは「どれだけ長く安心して使い続けられるか」。

この2つを理解して選ぶことが、これからの太陽光発電の“本当の価値”です。
ぜひ、経産省などのシミュレーションツールを使って、ご自宅のROIを試算してみてください。

あなたの家にも、確かな投資回収の太陽が昇りますように。
コメント欄で、あなたのROI体験もぜひ教えてください。


参考資料

  • 当サイト「太陽光発電シリーズ(2019)」
  • 経済産業省 FIT制度データ
  • IEA “Renewables 2025” / IRENA Global PV Report 2025

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リアルタイム地震情報を強震モニタで、スマートデバイスへプッシュ通知で再生開始 を 強化開始

以前に、リアルタイムで地震のプッシュ通知をする方法について紹介していましたが、能登半島地震では高頻度で余震が発生しているため、条件をつけて通知する地震を仕分けする方法を検討します。 

 この内容は、このリンク先で紹介しているhsboxで利用できるようになるかもしれません。 

BRAVIAでの再生でかくかく動きが時々とまる を 解決

結論は、BRAVIAの2023年3月ころにアップデートされたソフトウェアのバグと推測します。設定で回避できました。

さて、1年以上問題なく使えて動いていたBRAVIAですが、急にときどきとまる事象が発生しました。
hsbox(ホスボックス)のせいじゃないかと濡れ衣を着せられたhsboxですが、予想どおり濡れ衣でした。 hsboxはBRAVIAと組み合わせても何も問題ないのでつかってみてください。話がずれてしまいました。

最初、電波状態が悪いのではないかとアンテナケーブル等を変えてみましたが、並列でつながっているHDDレコーダでの受信は問題ないので、局所的な問題ということは明らかでした。テレビでアンテナレベルと確認すると”60”で、低いかなと思われるレベルですが、テレビの表示では「受信可能範囲内」でした。 念のためテレビにつながっているアンテナケーブルを4K/8K用の最新のものに交換してみましたが、レベルは全く変わりませんでした。 → ある意味予想通り。。。

 ネット検索の結果、次のような情報を発見
https://bbs.kakaku.com/bbs/K0001247735/SortID=24293158/

モーションフローの設定を カスタム → オートに 変更して直ったという情報もみつけた。

モーションフローの設定を確認したところ「オート」になっていた。
これを「オフ」に切り替えて試してみると。
→ かくかく の動きはなくなりました。

以上。

→ これはどうみてもモーションフローのソフトウェアのバグなんじゃないでしょうか。。。 
  

2022/3/10 に発生した地震の緊急地震速報のプッシュ通知状況、揺れる8秒前には状況が見えそう

2022/3/10 21:40頃に発生したM3程度の地震(規模が小さいので公開情報で規模等を正確に確認できていません)のhsboxの地震速報通知システム(システムについてはこっちを参照してください)でテレビに映した映像です。

最初に表示した映像は上の画像ですが、実はこれを表示する前にYouTubeの広告映像が10秒程度流れています。YouTubeが広告を流さないか、YouTubeプレミアムの契約をしていれば、本格的に揺れる8秒前には、つまり上の画像での赤の円のS波到達の8秒前にはどのくらい揺れそうなのかを把握できそうです。

今回通知の状況を記録した地震の震源は、三陸沖200kmほどのところでした。想定する震源やその場所によって状況は変わるでしょうが、南海トラフ巨大地震でも似たような距離で、似たような観測機器の整備状況であれば同様な結果になると推測されます。

下は実際に撮影した動画です。黒画面からスタートしますが、これは普通にテレビ番組を見ていて緊急通報画面に切り替わったところです。切り替わったところからカメラを置いて撮影開始しているのでその分の時間(だいたい2、3秒くらい)がかかっています。

このようにYouTube広告が流れるのは、2,3回に1回くらいの頻度です。広告が流れなければそれだけの時間余裕をもって情報確認ができそうです。

YouTubeさんには緊急性が要求されるコンテンツには再生開始時には広告を入れない(長時間流している途中であれば流れてもいいかなと思いますが。。)とか、検討して抱けると嬉しいですねぇ。

備えはしておくとして、本当に大きく揺れる数秒前にでも直前にこれから何が起こるのか分かれば少しは役に立つ何かできるのではないでしょうか? 

南海トラフ地震 :揺れだす前(S波が来る前)に状況把握できるようにしておきたい

南海トラフ巨大地震が 今後40年以内に発生する確率は「90%程度」 といわれている。明日にも起こるかもしれないかもしれないが、だいぶ先かもしれない。かといってずっと身構えているわけにもいかない。ちょっと揺れたからと言ってびくびくするのも疲れる。そこで、揺れる前にそれが巨大地震かどうか、どの程度の地震かわかるようにできれば、本当に揺れ始めるまえ数秒間に準備ができるだろう。かなり前から揺れ始める前にエリアメールで警報を受け取れる状態にはなっている。しかし、震源地や地震規模の情報は揺れ終わってから受け取る感じになっている。つまりアラートが鳴ってもどの程度の規模の揺れなのかを把握できていないので大げさな回避行動をとることはないだろう。これでは、本当に大きく揺れたときにその場にとどまるので精一杯かもしれない。

 そこで、実際に揺れだす、どの程度前に状況把握できるのかトライしてみます。具体的には普通に生活している状態で、リアルタイムで監視されている地震観測網の情報での地震検知をキーにしてテレビに表示する。最初にテレビに表示された情報で、どの程度余裕をもって確認できそうか見る。

 構成は次の通り。

「イベント通知」、「緊急地震速報ライブ」は複数方法がありそれぞれ選択することができます。
ここでは、すべて無料で構成できて、もっとも早く情報を得ることができるものを試してみます。

■システム構築、設定方法、設定手順
0)「イベント通知」方法の選択。 気象庁から提供されるリアルタイムデータなどをもとにしたイベントを使用します。いろいろなAPIでイベント情報が提供されていますが、できるだけ早いタイミングで(エリアや震度など)自分が欲しい情報拾えるものであればと何でもよいです。状況によっては有料のものを選択してください。IFTTTなどの連携Webサービスと組み合わせて連携する方法もあります。
ここでは、無料のものうちでも早い「強震モニタExtension」を選択しました。

1)Chromeにプラグイン 「強震モニタ Extension」追加します。
  1-1)右上の「:」(点は3つ)をクリック
   →「その他のツール」→「拡張機能」
1-2) 拡張機能の上の検索欄で 「強震モニタ」を検索
    ” 強震モニタ Extension”が見つかるのでこれを有効化する。
2) 「強震モニタ Extension」の設定
  2-1)Chromeを再起動
2-2)右上の金槌のようなアイコン(拡張機能)をクリック。
  2-3)一覧の中より「強震モニタ」をクリック
2-4)開いた 「強震モニタ」 ウインドウの真ん中下の「設定」をクリック
2-5) ”設定1”タブでエリアや通知震度などを設定
2-6)”設定2”タブで地震情報の送信URLを設定
※設定するURLは後述
3)hsbox(freeBox)を構築します。
詳細手順はつぎのURLを参照:利用開始までの準備
4)テレビに表示したい「緊急地震速報ライブ」などの対象を選択します。
URLを確認します。
例:https://www.youtube.com/watch?v=tcRvI1rSokk
このURLのパラメータ部分「 tcRvI1rSokk 」をコピーしておきます。
※このURLは時々変わるのでそのたびに更新が必要です。
5)hsbox(freeBox)での設定確認
  パラメータでYouTubeをhsbox(freeBox)でテレビに表示できるか確認します。 スマホ向けの画面”コマンドボタン”を使ってテレビに表示するボタンを作成します。作成したコマンドボタンにポイントして、hsbox(freeBox)の操作用URLを確認します。
6) 「強震モニタ Extension」のURL設定
  上の 2-6)のURL設定に 5)の操作用URLを設定します。
  操作用URLの大体のパラメータ構成はつぎのとおりです。
http://<hsboxのIP>/sp/cbtn.php?tgt=<対象のデバイス名>&p2=<テレビに表示するYouTubeのパラメータ>&cmds=1

設定は以上です。

■検証状況
震度0未満の地震はかなり頻繁に発生しています。ゆれが到達する範囲が狭く、あまり参考にならないので、震度2以上の場合にイベントを飛ばして確認中です。映像データが取れたら公開しようと考えています。これまでに何回か震度3クラスの表示を見ることができています。震源地がどこなのかにもよりますが、感触としては揺れる3から5秒前に表示できそうです。継続して確認してみます。

2022/3/11追記 ■2022/3/10に発生した地震での検証結果を掲載しました。→ こちらへどうそ

Google home,nest でプッシュ通知、リモートから操作してみる(hsbox使用)

以前にプッシュ通知について紹介しました。

今回は、リモートからの操作ということで、色々操作してみる方法の紹介です。
先に紹介したhsboxの使い方は高度なメニューを利用する方法でプッシュ通知をする方法でした。今回リリースされた無料版hsbox(freeBox)ではWeb画面からスマートディスプレイやスマートスピーカーを操作できます。

freeBoxでは、次の操作を利用することができます
・URL指定での動画(mp4)、音声(mp3)、画像(jpg)を再生する
・YouTube動画をYouTubeのパラメータで再生する
・文面(テキスト文字列)で指定した音声を再生する

操作方法の詳細はhoscmのサイトを参照してください

※画像:hoscmサイトより

  

hsbox1.1.4 無料版リリース

下の動画:YouTubeより hsbox起動時にスマートディスプレイを見つけるとこの動画を再生します。

hsboxやfreeBoxはあまり手間をかけることなく今回紹介した以外にもいろいろ応用ができるのでプッシュ通知やスマートディスプレイの活用をしてみたいかたは試してみるのもよいでしょう。