2026年秋【重要なお知らせ】還付金のご案内および口座情報確認について」は詐欺メール?国税庁(e-Tax)をかたるフィッシングがスパム判定をすり抜けた理由

「【重要なお知らせ】還付金のご案内および口座情報確認について」という国税庁(e-Tax)を名乗るメールはフィッシング詐欺です。本文とヘッダを公開し、偽物と判断できる根拠、スコア4.1でスパム判定をすり抜けた理由、対策を解説します。

この記事は、スパムアサシンやメーラーでのスパム判定をすり抜けた怪しいメールを取り扱います。その内容の判定や、設定方法の改善策について記載します。

結論から言うと、このメールは国税庁(e-Tax)を装ったフィッシング詐欺です。リンクは開かず、メールは削除してください。

2026年10月11日(日)の夜、筆者のもとに「【重要なお知らせ】還付金のご案内および口座情報確認について」という件名のメールが届きました。差出人は「e-Tax」、アドレスは国税庁の正規ドメインである info@e-tax.nta.go.jp です。ところがヘッダを調べると、国税庁のサーバーから送られたものではないことがはっきり分かります。

同じ日に届いた別文面のe-Tax偽装メールは、前回の記事で取り上げました。今回は文面も送信元IPアドレスも別ですが、送信ソフトの表記(Foxmail)、時刻の表記(+0800)、送信ドメイン認証の失敗など、共通する特徴があります。同じ系統の配信とみられます。

そして今回も、SpamAssassinの判定は「スパムではない」でした。スコアは4.1点(この環境のしきい値は30.0点)で、迷惑メール扱いにならず、そのまま受信箱に届いています。

自分に届いたメールと照合する

お手元のメールが同じものか、次の項目で確認できます。本文の金額などは、配信ごとに異なる可能性があります。

項目内容
件名【重要なお知らせ】還付金のご案内および口座情報確認について
差出人表示"e-Tax" <info@e-tax.nta.go.jp>
受信日時2026年10月11日(日)20:54(日本時間)
本文の金額と期限還付金確定金額:93,500円 / お手続き期限:令和8年10月12日
送信元IPアドレス120.35.201.239
Message-ID<20261011195412267182@e-tax.nta.go.jp>
送信ソフトの表記Foxmail 6, 13, 102, 15 [cn]

背景:情報漏洩が詐欺メールの精度を上げている

昨今、各社から不正アクセスによる個人情報漏洩の報告が相次いでいます。問題は、単にメールアドレスが漏れたということにとどまりません。

メールアドレスとサービスの利用情報が一緒に漏れれば、そのサービスを名乗る詐欺メールの精度は上がります。極端な話、利用しているサービスから届いた「あなたの個人情報が漏れました」というお知らせメール自体が、詐欺である可能性さえあります。

フィッシング対策協議会も、フィッシングメールが届くということはメールアドレスがインターネット上に漏えいしていることを意味し、漏えいした情報は犯罪者の間で売買されて消せない、と注意喚起しています。

今回のメールは宛名のない汎用の文面で、特定サービスの漏洩情報を使った形跡はありません。それでも、国税庁という「自分にも関係があるかもしれない」組織を名乗ることで、受信者を選ばずに信じさせる作りになっています。こうしたメールが届く前提で、判定をすり抜けたときの備えを整えておく必要があります。

届いたメール(受信したままの記録)

以下は受信したメールの件名、本文、ヘッダです。公開にあたり、次の方針で扱っています。

  • 受信者のアドレスと受信サーバーが特定できる部分は「******」に置き換え、受信サーバーが付けた署名などの行は省略しました
  • 送信側の情報(差出人、送信元IPアドレス、Message-IDなど)は、お手元のメールと照合できるよう、そのまま掲載しています
  • 誤字や不自然な表記も、原文のままです

件名

【重要なお知らせ】還付金のご案内および口座情報確認について

本文

【重要なお知らせ】還付金のご案内および口座情報確認について


国税e-Tax
住宅借入金等特別控除の還付金について
令和7年度分の所得税について、還付金が確定いたしました。
下記のとおりご案内いたします。
還付金確定金額:93,500円
お手続き期限:令和8年10月12日
受付日時:2026年10月11日
還付金のお受け取りには、下記よりe-Taxログインのうえお手続きください。

■ご利用確認はこちら

---------------------------------------------------------------
※必ず期限内にご確認いただきますよう重ねてお願い申し上げます。
【ご注意事項】 ·メッセージボックスの内容確認には、マイナンバーカード等の電子証明書による認証が必要です。
還付金の振込には、別途お手続きが必要な場合がございます。詳細は通知書をご参照ください。
e-Taxのご利用可能時間は、e-Taxボームページにてご確認いただけます。 本メールは送信専用です。
ご返信いただいてもご対応いたしかねますのでご了承願います。
 e-Taxホームベージにおける個人情報保護方針
 1. 基本的考え方 国税庁では、e-Taxホームページ(ドメイン「www.e-tax.nta.go.jp」)において提供するサービス(情報提供、各種意見の受付等)の円滑な運営に必要な範囲で情報を収集しています。
収集した情報は利用目的の範囲内で適切に取り扱います。
 2. 収集する情報の範囲 当サイトでは、インターネットドメイン名、IPアドレス、閲覧情報等を自動的に収集します。ー部サービスにおいてクッキーを使用する場合がありますが、個人を特定する情報は取得いたしません。
https://net.kojinbango-card.go.jp/SS_SERVICE_OUT/FA01S001Action.do
(※) マイナンバーカード方式について
マイナンバーカード方式の概要
e-Taxへのログインにあたっては、利用者識別番号(数字16桁)及びパスワードの入力が必要ですが、 マイナンバーカード (※) を事前に登録するだけで、利用者証明用電子証明書の暗証番号(数字4桁)を入力することでe-Taxへログインが可能になります。
(※) 「スマートフォンのマイナンバーカード」 も利用可能です。
https://www.e-tax.nta.go.jp/kojin/mycd_login.htm#anc05
マイナンバーカード方式のメリット
利用者識別番号(数字16桁)及びパスワードの管理が不要です。
マイナンバーカード方式でログインした場合、利用者識別番号は「マイページ」の「基本情報」メニューから、パスワードは「マイページ」の「その他の登録情報」メニューから確認できます。
https://net.kojinbango-card.go.jp/SS_SERVICE_OUT/pages/ssf/FG01S001.jsp
e-Taxを利用するために事前準備として必要であった電子証明書の登録が不要です。
マイナンバーカードの電子証明書(有効期限:5年間)が失効した場合は、市区町村の窓口で電子証明書の更新を行うことで、e-Taxをご利用いただけます。
https://services.digital.go.jp/mynumbercard-android/#%E4%BD%BF%E3%81%88%E3%82%8B%E5%A0%B4%E6%89%80%E3%82%84%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9
「スマートフォンのマイナンバーカード」も利用可能です。
マイナンバーカードを取得されている方は、お持ちのスマートフォンにマイナンバーカード(Android™については「スマホ用電子証明書」のみ対応(※)。)を搭載することができます。
「スマートフォンのマイナンバーカード」を利用すれば、マイナンバーカードをスマートフォンにかざすことなく、申告書の作成・e-Tax送信が可能となります。
また、利用者用電子証明書に設定したパスワード(4桁の数字)を入力する代わりに、生体認証が利用できます。(機種によって異なります。)
詳細や申し込み方法については、デジタル庁HPの「スマートフォンのマイナンバーカード」をご確認ください。
https://www.digital.go.jp/policies/mynumber/smartphone-certification#service
(※)Android™に搭載できる「スマホ用電子証明書」には、マイナンバーカードに記載された氏名、住所、生年月日及び性別並びにマイナンバー(基本4情報等)は搭載されていません。そのため、e-Taxのマイページから初めて「給与所得の源泉徴収票情報の取得希望の手続」を行う場合など、基本4情報等をe-Taxへ提供していただく際には、マイナンバーカードを読み取る必要があります。
----------------------------------------------------------------------------------
国税庁  〒100-8978  東京都千代田区霞が関3-1-1  法人番号7000012050002

国税庁Copyright © NATIONAL TAX AGENCY ALL Rights Reserved.

「■ご利用確認はこちら」の部分には、リンクが設定されているとみられます。リンク先のURLは本稿では掲載しません。【編集メモ:リンク先URLが分かる場合は hxxps://example[.]com のように無効化して追記。確認していない場合は「リンク先は確認していません」と記載】

ヘッダ(公開用に整形)

Return-Path: <info@e-tax.nta.go.jp>
X-Spam-Checker-Version: SpamAssassin 3.4.6 (2021-04-09) on ******.jp
X-Spam-Level: ****
X-Spam-Status: No, score=4.1 required=30.0 tests=HTML_FONT_FACE_BAD,
    HTML_MESSAGE,RDNS_NONE,SPF_FAIL,SPF_HELO_FAIL,URIBL_ABUSE_SURBL,
    URIBL_BLOCKED,URIBL_DBL_BLOCKED_OPENDNS,URIBL_PH_SURBL,
    URIBL_ZEN_BLOCKED_OPENDNS autolearn=no autolearn_force=no version=3.4.6
Delivered-To: ******@******.jp
Received: from e-tax.nta.go.jp (unknown [120.35.201.239])
    by ******.jp (Postfix) with ESMTP id ******
    for <******@******.jp>; Sun, 11 Oct 2026 20:54:15 +0900 (JST)
Authentication-Results: ******.jp;
    dkim=none;
    dmarc=fail reason="No valid SPF, No valid DKIM" header.from=e-tax.nta.go.jp (policy=none);
    spf=fail (******.jp: domain of info@e-tax.nta.go.jp does not designate 120.35.201.239 as permitted sender) smtp.mailfrom=info@e-tax.nta.go.jp
Date: Sun, 11 Oct 2026 19:53:58 +0800
From: "e-Tax" <info@e-tax.nta.go.jp>
To: <******@******.jp>
Subject: =?utf-8?B?44CQ6YeN6KaB44Gq44GK55+l44KJ44Gb44CR6YKE5LuY6YeR44Gu44GU5qGI5YaF44GK44KI44Gz5Y+j?=
    =?utf-8?B?5bqn5oOF5aCx56K66KqN44Gr44Gk44GE44Gm?=
Message-ID: <20261011195412267182@e-tax.nta.go.jp>
X-mailer: Foxmail 6, 13, 102, 15 [cn]
Mime-Version: 1.0
Content-Type: multipart/alternative;
    boundary="=====003_Dragon478065417446_====="

偽物と判断できる根拠

1. 国税庁が説明する「本物のe-Taxメール」と違う

国税庁は、e-Taxを装った不審なメールへの注意喚起ページで、本物のe-Taxメールの特徴を説明しています。このメールと並べると、次のとおり食い違います。

国税庁の説明このメール
送信元表記は「e-Tax(国税電子申告・納税システム)」に統一されている表示名は「e-Tax」のみ
定型の文面で、本文にURLは原則記載しない「■ご利用確認はこちら」からe-Taxログインへ誘導している
宛名は、利用者が登録したものが表示される宛名がない
還付金額を表示したメールは送らない「還付金確定金額:93,500円」と表示している
手続や納付を催促するメールは送らない「お手続き期限」を示し、「必ず期限内に」と促している

差出人のアドレス info@e-tax.nta.go.jp は本物と同じです。アドレスだけでは見分けられないので、表示名や本文の作りも合わせて確認する必要があります。国税庁は2026年10月16日(令和8年10月16日)の更新で、還付金額を表示して受取手続きをうながす類似のメールを、不審なメールの最近の事例として追加しています。

2. 本文が不自然

  • 「令和7年度分の所得税」という言い方は通常使いません。所得税は「令和7年分」と呼びます
  • 受付日時は西暦(2026年10月11日)、期限は和暦(令和8年10月12日)で、表記が混在している
  • 期限はメールが届いた翌日の10月12日で、しかもスポーツの日(祝日)。届いたのは日曜の夜で、考える時間を与えない作りになっている
  • 件名は「口座情報確認」だが、本文には口座の話がなく、ログインを促すだけ。リンクの文言は「ご利用確認はこちら」で、還付とも口座とも合っていない
  • 「e-Taxボームページ」「e-Taxホームベージ」(正しくは「ホームページ」)、「ー部サービス」(漢数字の「一」ではなく長音記号)、文頭の中黒「·」など、公式文書をコピーして加工した形跡がある
  • 後半は、マイナンバーカード方式の説明や個人情報保護方針が長々と続く。公式サイトの文章を流用したとみられ、e-tax.nta.go.jp、kojinbango-card.go.jp、digital.go.jp など本物のリンクも混ざっている。本物のリンクや文章が含まれていても、本物の証拠にはなりません

3. ヘッダが「国税庁から来ていない」ことを示している

調べた項目このメールの値分かること
SPFfail(120.35.201.239 は info@e-tax.nta.go.jp の送信元として許可されていない)国税庁ドメインの正規の送信元ではない
DKIMnone電子署名がない
DMARCfail(No valid SPF, No valid DKIM / policy=none)SPFもDKIMも成立していない。ただし送信ドメイン側のポリシーは none
送信元IPアドレス120.35.201.239(受信時は逆引きできず)HELOでは e-tax.nta.go.jp を名乗っているが、実体と一致しない(SPF_HELO_FAIL)
IPアドレスの所属解析結果(下の「参考」)では、このIPを含む 120.32.0.0/13 は AS4134(CHINANET BACKBONE)として経路が広告されている中国の通信事業者のアドレス帯で、国税庁の設備とは考えにくい。動的に割り当てられた回線とみられる(詳しくは下の「参考」)
送信ソフトX-mailer: Foxmail 6, 13, 102, 15 [cn]中国で広く使われるメールソフトの名乗り。官公庁が使うとは考えにくい
送信日時Date: 19:53:58 +0800日本標準時は+0900。日本時間では20:53:58で、受信側の受付時刻(20:54:15)とは矛盾せず、送信側の端末が+0800設定だったことを示唆する
Message-ID<20261011195412267182@e-tax.nta.go.jp>ドメイン部分も国税庁を名乗っている
Return-Pathinfo@e-tax.nta.go.jpSPFの検査対象になる送信者アドレスも、国税庁を名乗っている

4. 同じ件名が、フィッシング対策協議会の注意喚起に載っている

フィッシング対策協議会は2026年9月30日、国税庁をかたってAndroidスマートフォン用の不正アプリのインストールなどへ誘導するフィッシングメールの注意喚起を出しました。メールの件名の例として、今回と同じ「【重要なお知らせ】還付金のご案内および口座情報確認について」が挙げられています。同協議会は、2026年9月30日時点でスマートフォン用のe-Taxアプリは提供されていないとしています。

このメールのリンク先がどう動作するかは、本稿では確認していません。

参考:送信元IPアドレスの解析結果

送信元IPアドレス 120.35.201.239 を、IPアドレスの情報サービスで調べた結果です。位置情報は推定値で、接続元の回線がある場所の目安にすぎません。送信者本人の所在地を示すものではありません。

項目結果
IPアドレス120.35.201.239
ホスト名239.201.35.120.broad.sm.fj.dynamic.163data.com.cn
国China
地域Fujian
市区町村Sanming(推定)
郵便番号365000(推定)
緯度・経度26.2638, 117.639(推定)
タイムゾーンAsia/Shanghai
ISPChinanet
組織Chinanet FJ
AS番号AS4134 CHINANET BACKBONE
CIDR120.32.0.0/13
開始アドレス120.32.0.0
終了アドレス120.39.255.255

読み取れることは、次の3点です。

  • 一般向けの回線から送られたとみられる。 ホスト名の broad と dynamic は、通信事業者が回線の利用者に動的に割り当てるアドレスによく見られる形式です。国税庁のメールサーバーのアドレスではありません。ただし、回線の持ち主が送信者本人とは限らず、踏み台にされた機器の可能性もあります
  • 時刻の表記と方向が一致する。 タイムゾーンが Asia/Shanghai(+0800)なのは、メールの Date: ... +0800 と一致します。送信ソフトの [cn] 表記も同じ方向です。ただし、これらは偽装できるため、所在地を断定する根拠にはなりません
  • 受信時の逆引き結果とは異なる。 受信時のヘッダでは、送信元は unknown(RDNS_NONE)でした。今回の解析ではホスト名が得られています。Postfixは、逆引きで得た名前を正引きしても元のIPアドレスに戻らない場合も unknown と表示するため、動的回線に多い「逆引きだけが設定され、正引きがない」状態だった可能性があります。本稿では正引きまでは確認していません

なぜスパム判定をすり抜けたのか

SpamAssassinが付けた判定は、次のとおりでした。

X-Spam-Status: No, score=4.1 required=30.0 tests=HTML_FONT_FACE_BAD,
    HTML_MESSAGE,RDNS_NONE,SPF_FAIL,SPF_HELO_FAIL,URIBL_ABUSE_SURBL,
    URIBL_BLOCKED,URIBL_DBL_BLOCKED_OPENDNS,URIBL_PH_SURBL,
    URIBL_ZEN_BLOCKED_OPENDNS autolearn=no autolearn_force=no version=3.4.6

各検査項目の意味は次のとおりです。

検査項目意味
HTML_MESSAGEHTMLメールである(情報のみ)
HTML_FONT_FACE_BADHTMLのフォント指定が不自然
RDNS_NONE受信時に、送信元IPアドレスの逆引きができなかった
SPF_FAIL送信者アドレスのドメインが、SPFの検査に失敗した
SPF_HELO_FAILHELOで名乗ったドメインも、SPFの検査に失敗した
URIBL_ABUSE_SURBL本文中のURLが、SURBLのabuseリストに該当した
URIBL_PH_SURBL本文中のURLが、SURBLのフィッシングリストに該当した
URIBL_BLOCKED / URIBL_DBL_BLOCKED_OPENDNS / URIBL_ZEN_BLOCKED_OPENDNSブロックリストへの問い合わせ自体が断られ、検査できなかったことを知らせる管理者向けの通知

ここから読み取れることは、次の4点です。

  • 点数が足りない。 合計は4.1点です。SpamAssassinの標準のしきい値5.0点でも通過する点数で、この環境のしきい値は30.0点でした。スコアの積み上げだけで止めるのは難しい状況です
  • フィッシングURLのリストに載っていても、加点は小さい。 URIBL_ABUSE_SURBL と URIBL_PH_SURBL の2つに該当しながら、合計は4.1点にとどまりました
  • ブロックリストの照会3件が、実質機能していない。 BLOCKED を含む3つは「該当した」ではなく「問い合わせを断られた」という意味です。公開DNSリゾルバー経由の問い合わせなどは、ブロックリスト側が受け付けないことがあります。検査できていないので、これらのリストに載っていたかどうかは分かりません
  • DMARCの結果は、スコアに入っていない。 tests= の一覧にDMARC関連の項目はありません。dmarc=fail は Authentication-Results ヘッダにだけ記録されています。しかも送信ドメイン側のポリシーは policy=none で、認証に失敗しても拒否や隔離を求めていません

つまり「認証に失敗している」という最も強い手がかりが、スコアにはほとんど反映されていません。そこで、スコアとは別に、認証の失敗そのものを条件にして振り分ける対策が有効になります。

対策1:送信認証の失敗を条件に振り分ける

「スコア」ではなく「認証の失敗」を条件にする方法です。政府機関のように送信ドメイン認証を整えているはずのドメインを名乗り、かつ認証に失敗しているメールは、ほぼ偽物とみなせます。

筆者が使っているThunderbirdの設定は、前回の記事で紹介したものと同じです。

  1. メニューの「ツール」→「メッセージフィルタ」を開く
  2. 「新規」を選び、条件の項目で「カスタマイズ」から Authentication-Results を追加する
  3. 「次の文字列を含む」で spf=fail と dmarc=fail の両方を条件にする(「すべての条件に一致」)
  4. 動作は「削除」ではなく「ゴミ箱へ移動」または専用フォルダへの移動にする

今回のメールのヘッダにも spf=fail と dmarc=fail の両方が含まれているので、同じ条件で捕捉できます。注意点は2つあります。

  • Authentication-Results は受信サーバーが付けるヘッダです。お使いの環境のメールに付いているか、先に確認してください(ヘッダの見方は前回の記事にまとめています)
  • 認証の失敗は、転送やメーリングリストを経由した正規メールでも起こります。振り分け先のフォルダは、週に1回程度、差出人と件名を確認してください

対策2:サーバー側のスコア設定を見直すときの考え方

  • しきい値を下げる。 今回の4.1点を止めるには、しきい値を4.0点以下にする必要があります。そこまで下げると、正規メールの誤判定が増えます。判定結果を「削除」や「破棄」にしている場合は、誤判定で正規メールが戻せなくなるため、特に慎重に検討してください
  • ブロックリストの照会が拒否されていないか確認する。 ヘッダに BLOCKED を含む項目が出ているなら、その検査は働いていません。自前でサーバーを運用している場合は、SpamAssassinが参照するDNSを、自分で用意したキャッシュDNSサーバーに切り替える方法があります。レンタルサーバーでは利用者が変更できないことが多いので、サーバー事業者への確認や、サービス選びの材料になります
  • 自前のSpamAssassinなら、認証失敗にルールを追加する。 SPF失敗とDMARC失敗が重なったときに大きく加点するルールを足す方法です。設定方法は、要望があれば別記事で取り上げます

対策3:メールのリンクから手続きしない

国税庁によると、e-Taxから送るメールは定型の文面で、本文にURLは原則記載されません。フィッシング対策協議会も、e-Taxから通知が来た場合は登録済みの環境からメッセージボックスを確認するよう呼びかけています。

  • 本文にURLのあるe-Tax通知は、その時点で疑う
  • 還付や期限の連絡が気になったら、メールのリンクではなく、ブックマークしておいた公式サイトから自分でe-Taxにログインして確認する

もしリンクを開いてしまったら

状況別の対処は、前回の記事に詳しくまとめています。要点は次のとおりです。

  • 開いただけで何も入力していない場合: ブラウザを閉じ、念のため履歴とキャッシュを削除する
  • IDやパスワードを入力した場合: 公式サイトから直ちに変更し、同じパスワードを使い回しているサービスもすべて変更する。マイナンバーカードの暗証番号を入力した場合は、カードの一時利用停止も検討する(マイナンバー総合フリーダイヤル 0120-95-0178)。クレジットカード情報を入力した場合は、カード会社にすぐ連絡する
  • アプリをインストールしてしまった場合: 機内モードでネットワークを遮断し、アプリをアンインストールしてウイルス対策アプリでスキャンする。銀行・証券・クレジットカードなどのパスワードも変更する
  • 相談先: 警察の相談窓口 #9110、消費者ホットライン 188、最寄りの税務署

同じようなメールを受け取ったら、フィッシング対策協議会への報告もお願いします。国税庁の不審なメールや電話に関する注意喚起も参考になります。

よくある質問

Q. 「【重要なお知らせ】還付金のご案内および口座情報確認について」というメールは本物ですか?

A. 偽物です。国税庁は、還付金額を表示したメールは送らないと説明しています。ヘッダも、国税庁のサーバーから送られていないことを示しています。

Q. すでにリンクをクリックしてしまいました。

A. 何も入力せず、アプリもインストールしていなければ、大きな被害の可能性は低いです。ただし、上の「もしリンクを開いてしまったら」を確認してください。

Q. 迷惑メールフォルダに入っていないのはなぜですか?

A. SpamAssassinのスコアが4.1点で、しきい値に届かなかったためです。DMARCの失敗はスコアに入っておらず、送信ドメイン側のポリシーも none だったため、受信側でそのまま配信されました。

Q. 本物のe-Taxからのメールかどうか、どう確認すればいいですか?

A. メールのリンクは使わず、ブックマークした公式サイトから自分でe-Taxにログインして、メッセージボックスを確認してください。国税庁によると、本物の通知メールは定型の文面で、本文にURLは原則記載されず、宛名を登録していればその宛名が表示されます。

まとめ

  • 「【重要なお知らせ】還付金のご案内および口座情報確認について」は、国税庁(e-Tax)を装うフィッシングメールです
  • 還付金額の表示、本文のリンク、宛名の欠落、不自然な日本語、ヘッダの認証失敗から、偽物と判断できます
  • SpamAssassinのスコアは4.1点(しきい値30.0点)で、判定をすり抜けました。ブロックリストへの照会も3件が拒否され、DMARCの結果はスコアに入っていませんでした
  • スコアに頼らず、spf=fail と dmarc=fail を条件にしたフィルタが有効です。ただし、振り分け先のフォルダは定期的に確認してください

関連記事・参考情報

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参考

スパムアサシンの設定と、メーラーでの設定については、要望があれば記事を用意します。コメントでお知らせください。

この記事は2026年10月31日時点の情報です。手口は変化するため、最新の注意喚起は国税庁やフィッシング対策協議会の公式サイトでご確認ください。

過去(2024年以前)実施の迷惑メール対策方法、設定

スパムアサシンの設定と、メーラーでの設定については、要望があれば記事を用意いたしま。コメントとをお願いします。

2026年「還付金確定通知書を格納いたしました」は詐欺メール?国税庁(e-Tax)をかたるフィッシングの見分け方

この記事は、スパムアサシンやメーラーでのスパム判定をすり抜けた怪しいメールを取り扱います。その内容の判定や設定方法の改善策について取り扱います。巧妙化する攻撃に対応について記載します


結論から言うと、このメールは国税庁を装ったフィッシング詐欺です。リンクは開かず、メールは削除してください。

2026年10月11日(日)、筆者のもとに「【重要なお知らせ】還付金確定通知書を格納いたしました」という件名のメールが届きました。差出人は「e-Tax」で、国税庁のドメインから送られたように見えます。

迷惑メール判定は受けておらず、一見すると本物のように見えます。この記事では、同じメールを受け取って「本物かどうか」を調べている方のために、偽物と判断した根拠と、開いてしまった場合の対処法をまとめます。

届いたメールの内容

件名と本文の要点は次のとおりです(リンクは無効化しています)。

  • 件名:【重要なお知らせ】還付金確定通知書を格納いたしました
  • 内容:令和8年分の所得税確定申告の還付金が確定し、通知書をe-Taxのメッセージボックスに格納した。確認期限は令和8年10月1日。
  • 誘導:Android版e-Taxアプリをインストールしていない場合は、ボタンからダウンロードするよう案内。
  • リンク先:hxxps://ojzvvq[.]cn/?ywtxqcrw

同じ文面が届いた方は、以下の見分けポイントと照らし合わせてみてください。

偽物と判断できる7つの理由

1. 存在しない通知である(日付の矛盾)

本文は「令和8年分(令和8年1月1日〜12月31日)の確定申告の還付金が確定した」と述べています。しかし令和8年分は、メールが届いた2026年10月11日時点でまだ年が終わっていません。申告は令和9年(2027年)の2月〜3月ごろに行うもので、還付金が確定しているはずがありません。

さらに、確認期限が「令和8年10月1日」で、メールが送られた時点で10日も過ぎています。期限切れの日付を書いている時点で、おかしな通知です。

2. リンク先が国税庁のサイトではない

ボタンのリンク先は ojzvvq[.]cn というランダムな文字列のドメインで、国税庁のドメイン(nta.go.jp)とは無関係です。末尾の ?ywtxqcrw は、受信者や配信ロットを識別するためのものと考えられます。

.go.jp は日本の政府機関しか取得できないドメインです。リンク先が .go.jp で終わっているかどうかは、見分ける際の基本ポイントです。

3. 本文の内容が矛盾している

  • 「通知はアプリ内のメッセージボックスでのみ確認できる」と説明しながら、外部サイトのボタンへ誘導している
  • 「Android版」のインストールだけを強調している

偽サイトで情報を入力させる、またはAndroid用の不正なアプリ(マルウェア)をインストールさせるのが目的と考えられます。ただし、筆者は偽サイトにアクセスしていないため、実際の動作は確認していません。

4. 本物の文章とリンクを混ぜて信頼させようとしている

後半には、マイナンバーカード方式の説明や個人情報保護方針が長々と書かれています。公式サイトの文章を流用したものと思われ、e-tax.nta.go.jp、digital.go.jp など本物のリンクも混ざっています。国税庁の所在地や法人番号も記載されていますが、これらは公開情報です。本物のリンクや情報が含まれていても、本物の証拠にはなりません。

5. 不自然な日本語がある

  • 「e-Taxボームページ」「ホームベージ」(正しくは「ホームページ」)
  • 「ー部サービス」(漢数字の「一」ではなく長音記号)
  • 文頭の不自然な中黒「·」

公式文書をコピーして加工した形跡とみられます。

6. 「お金」と「期限」で焦らせる

還付金という「得をする話」と、確認期限という「急がせる要素」の組み合わせは、フィッシングの典型的な手口です。冷静に考える時間を与えないための工夫です。

7. メールヘッダが「国税庁からではない」ことを示している

メールの送信元情報(ヘッダ)を調べると、差出人の詐称がはっきり分かりました。

調べた項目結果分かること
送信元の認証(SPF)失敗国税庁ドメインの送信元として許可されていないIPアドレスから送られた
電子署名(DKIM)なし正規のメールに付く署名がない
DMARC失敗送信元の詐称を見抜くための仕組みの判定も不合格
送信元IPアドレス59.59.212[.]137(逆引きできず)国税庁のサーバーとは対応しない。日本のIPアドレス管理機関(JPNIC)の検索では該当データなし
送信ソフトFoxmail(中国語圏向けのメールソフト)国税庁が使うとは考えにくい
送信日時のタイムゾーン+0800(中国標準時)日本の機関なら通常+0900(日本標準時)
URLの検査本文中のURLがフィッシング用のブロックリストに該当すでに危険なURLとして知られている

差出人、Return-Path、Message-IDのすべてが e-tax.nta.go.jp になっており、送信ドメインそのものを詐称していました。

なぜ迷惑メール判定をすり抜けたのか

認証に失敗しているのに配信された理由の1つは、国税庁ドメインのDMARCポリシーです。筆者がDNSで確認したところ、_dmarc.e-tax.nta.go.jp の設定は次のとおり、p=none(認証に失敗しても拒否・隔離を求めない) でした(2026年10月11日時点)。

v=DMARC1; p=none

p=none は「監視のみ」の設定で、認証に失敗したメールも受信側でそのまま配信される可能性があります。そのため、受信側の設定によっては、この種のメールが受信箱に届いてしまいます。迷惑メールフォルダに入っていないことは、安全の証明にはなりません。

対策:送信認証の失敗を条件にしたフィルタを作る

政府機関のように送信認証を整えているはずのドメインを名乗り、かつ認証に失敗しているメールは、ほぼ偽物とみなせます。この条件でメールを自動で振り分けると効果的です。

筆者が使っているThunderbirdでは、次の設定でできます(Authentication-Results は受信サーバーが付けるヘッダです)。

  1. メニューから「ツール」→「メッセージフィルタ」を開く
  2. 「新規」を選び、条件の項目で「カスタマイズ」から Authentication-Results を追加する
  3. 「次の文字列を含む」で spf=fail と dmarc=fail の両方を条件にする(「すべての条件に一致」)
  4. 動作は「削除」ではなく「ゴミ箱へ移動」または専用フォルダへの移動にする

筆者の環境では、この設定により、今回のメールは迷惑メール判定がなくても自動でゴミ箱に入っていました。

ゴミ箱・隔離フォルダは定期的に確認する

送信認証の失敗は、偽メール以外でも起こることがあります。たとえば、メールを別のアドレスへ転送している場合や、一部のメーリングリストを経由した場合です。正規のメールを見逃さないために、振り分けたフォルダは次のように確認しましょう。

  • 週に1回程度、ゴミ箱と隔離フォルダの差出人と件名を確認する
  • 見覚えのある差出人や、自分が関わった手続きのメールが入っていたら、元のフォルダに戻す
  • 判断に迷うメールは、本文内のリンクを開かず、公式サイトや公式アプリから直接確認する
  • 確認して問題がなければ、メールを完全に削除する

メールヘッダの見方

  • Thunderbird:メールを開き、「表示」→「ヘッダ」→「すべて」。またはCtrl+Uでソースを表示
  • Gmail:メール右上の「︙」→「メッセージのソースを表示」
  • Outlook:メールのプロパティから「インターネットヘッダー」を確認

Authentication-Results の行に spf=fail や dmarc=fail があれば要注意です。

もしリンクを開いてしまったら

状況別の対処は次のとおりです。

リンクを開いただけで何も入力していない場合
慌てる必要はありません。ブラウザを閉じ、念のためブラウザの履歴とキャッシュを削除してください。

偽サイトにIDやパスワードを入力した場合

  • 入力したIDとパスワードを、公式サイトから直ちに変更する
  • 同じパスワードを使い回しているサービスもすべて変更する
  • マイナンバーカードの暗証番号を入力した場合は、カードの一時利用停止も検討する(マイナンバー総合フリーダイヤル 0120-95-0178)
  • クレジットカード情報を入力した場合は、カード会社にすぐ連絡する

アプリをインストールしてしまった場合

  • 機内モードにしてネットワークを遮断する
  • 該当アプリをアンインストールし、ウイルス対策アプリでスキャンする
  • 銀行・証券・クレジットカードなどのパスワードを変更する
  • 不審な動作が続く場合は、端末の初期化も検討する

相談先

  • 警察の相談窓口:#9110
  • 消費者ホットライン:188
  • 最寄りの税務署

通報先

  • フィッシング対策協議会
  • 迷惑メール相談センター

今後も見破るための3つのルール

  1. メール内のリンクは開かない。 公式アプリやブックマークから直接アクセスする
  2. 「還付」「期限」「重要」で急かされたら、まず疑う。 本物の税務手続きは、メールのボタンだけで完結しない
  3. 差出人の表示名やドメインは信用しない。 差出人は簡単に詐称できる

よくある質問

Q. 「還付金確定通知書を格納いたしました」というメールは本物ですか?
A. 今回のメールは偽物です。令和8年分の還付金が現時点で確定することはなく、リンク先も国税庁のドメインではありません。

Q. すでにリンクをクリックしてしまいました。
A. 何も入力せず、アプリもインストールしていなければ、大きな被害の可能性は低いです。「もしリンクを開いてしまったら」の対処を確認してください。

Q. 本物のe-Taxからの連絡かどうか、どう確認すればいいですか?
A. メールのリンクではなく、公式サイトやブックマーク、公式アプリから自分でe-Taxにログインして、メッセージボックスを確認してください。

Q. 迷惑メールフォルダに入っていないのはなぜですか?
A. 送信元の詐称を見抜く仕組み(DMARC)が「監視のみ」の設定で、認証に失敗したメールも受信側でそのまま配信されることがあるためです。受信側のフィルタで、送信認証の失敗を条件に振り分けると効果的です。

まとめ

  • 「還付金確定通知書を格納いたしました」は、国税庁を装うフィッシングメールです
  • 日付の矛盾、国税庁ではないリンク先、本文の矛盾、不自然な日本語、ヘッダの認証失敗から、偽物と判断できます
  • 迷惑メール判定をすり抜けることがあるので、「判定されていない=安全」とは考えないでください
  • 送信認証の失敗を条件にしたフィルタが有効です。ただし、振り分け先のフォルダは定期的に確認してください

この記事は2026年10月11日時点の情報です。手口は変化するため、最新の注意喚起は国税庁やフィッシング対策協議会の公式サイトでご確認ください。



過去(2024年以前)実施の迷惑メール対策方法、設定

スパムアサシンの設定と、メーラーでの設定については、要望があれば記事を用意いたしま。コメントとをお願いします。

★ちょっと想定外なdmarcの過剰fail 2025年内に終了するので放置なのか?

DMARC設定で、過剰にfailしているのを発見しました。 ちょっとだけ想定外でした。。。 対象のメールは、ちょっと前に書いたソーラーフロンティアのメールです。


ARC-Authentication-Results: i=1;
***.xserver.jp;
dkim=pass header.d=hke.dkim.mpse.jp header.s=mpse.201103 header.b=Stua66Jg;
spf=pass (***.xserver.jp: domain of z-hke-xhp3nn-0-de-005miuramic.or.jp@bma.mpse.jp designates 106.185.96.14 as permitted sender) smtp.mailfrom=z-hke-xhp3nn-0-de-005miuramic.or.jp@bma.mpse.jp;
dmarc=fail reason="SPF not aligned (strict), DKIM not aligned (strict)" header.from=solar-frontier.com (policy=none)

ちょっと対策が必要そうです。

関連記事

https://www.nri-secure.co.jp/blog/dmarc-report

詐欺メール 、新たなストーリーベース詐欺の前振り? 2005年ころからおなじみのストーリー調スパムの最新版か spam-mail

この記事は、スパムアサシンやメーラーでのスパム判定をすり抜けた怪しいメールを取り扱います。その内容の判定や設定方法の改善策について取り扱います。

このメールはdmarcポリシーのチェックを”pass”しています。 このパターンはドメイン自体を自動的にbanする(ブラックリスト登録する)のが良いかもしれませんが、様子見です。 スパマーによるハニーポット探索が目的なのかもしれません。  

★対象のメールのコピー

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ご利用条件対象:本メールを受信した特定アカウントに限ります。 受け取り期限:本メール受信から24時間以内。 利用範囲:Apple Storeおよびオンラインストア内の特定商品に限りご利用いただけます。 他の割引・クーポンとの併用はできない場合があります。
本メールは送信専用です。ご返信いただいても対応いたしかねます。
誤送信と思われる場合は、このメールの破棄をお願いいたします。
© 2025 Apple. All rights reserved.
spam22
spam
過去(2024年以前)実施の迷惑メール対策方法、設定

スパムアサシンの設定と、メーラーでの設定については、要望があれば記事を用意いたしま。コメントとをお願いします。

スパムメール/詐欺メール DMARC設定で激減、2025年以降この設定は必須!?

この記事は、スパムメールや詐欺メールに関する情報を扱います。過去に何度かスパム対策を行ってきましたが、徐々に増えてきているので対策を見直しました。Eメールはいろいろなセキュリティレベルの相手と通信する仕掛けなので完璧な対策はないと言ってもよいかもしれません。 そうはいっても明らかにスパムと判断できるものも保留してスパムかどうかを判断していくのは面倒である。 明確にスパムと判断できるものは受け取らないようにしたのでよいだろう。 というのも、最近、送信元が自分であるスパムメールが増えていた。明らかに自分が送信していないのでスパムであることは明白なので、なぜこのような送り方をするのか疑問だが、チェックルールをかいくぐる手として使っているのだろう。

このようなメールは完全に受け入れなければよい。 これを実現するのがDMARCである。DMARCは、「自分のドメインを使ったなりすましメールを見つけ、受信側で拒否・隔離できるようにする」仕組みである。そこで、DMARCポリシーを「メールを配送しない」に設定した。

この設定により、最近増えていた下のような送信元が”自分”だと詐称されたメールを撲滅できた。 素晴らしい!   激減とはいうものの、 スパムメールの全体の一部であることには変わりない。引き続きスパムとの闘いは続く。

DMARC 設定で拒否できるようになったスパムメール例(サンプル)

★対象のメールのコピー

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23,000 JPY
*dmarcで破棄できた例



【信用金庫】ポイント加算の確認をお願い申し上げます


お客様へ

平素より全国信用金庫協会をご利用いただき、誠にありがとうございます。


■ ポイント加算のお知らせ

2025年10月1日〜2025年10月31日までのご利用分について、下記内容で全国信用金庫協会
ポイントが加算されましたのでお知らせ申し上げます。

*■ 加算内容*

* *対象期間:*2025年10月1日〜2025年10月31日
* *加算ポイント数:*5130ポイント(5130円相当)
* *加算日:*2025年11月18日
* *加算対象取引:*給与の受け取り、公共料金の自動引落し、キャッシュレス決済の利用


■ 受取期限について

加算されたポイントの受取期限は **2025年11月17日** までです。期限を過ぎると、ポイ
ントは失効いたしますので、**お早めにご確認いただき、手続きをお願いいたします**。


■ ポイント受け取り手続き

下記リンクより、ポイント受け取り手続きを速やかに行っていただけます。

▶ ポイントを受け取る <https://yagwg.com/shinkin/s/selectState>

--------------------------------------------------------------------------------

*【ご注意】*
インターネットバンキングは毎週日曜日23:56〜月曜日6:00にメンテナンスが行われま
す。この時間帯はサービスをご利用いただけませんので、予めご了承くださいますようお
願い申し上げます。

--------------------------------------------------------------------------------

【お問い合わせ】
全国信用金庫協会 カスタマーサポート
電話:0120-579-835(携帯・IP電話:03-6387-3213)
受付時間:平日 9:00〜16:00

全国信用金庫協会株式会社
〒103-0028 東京都中央区八重洲1丁目3番7号
© 全国信用金庫協会 All Rights Reserved.

==============================================
■判定結果

ARC-Authentication-Results: i=1;
***.xserver.jp;
dkim=fail ("body hash did not verify") header.d=mail20.funcwei.com header.s=mail20 header.b="T2j/oEP0";
spf=pass (sv8645.xserver.jp: domain of info@mail20.funcwei.com designates 35.185.141.217 as permitted sender) smtp.mailfrom=info@mail20.funcwei.com;
dmarc=fail reason="SPF not aligned (relaxed)" header.from=hama-sushi.co.jp (policy=none)

■最初の数件 Spamフィルタに引っ掛からなかったものもdmarchafail
dmarc=fail reason="No valid SPF, No valid DKIM" header.from=uccard.co.jp (policy=none)


4:19---------------------v対象メール
【重要なお知らせ】UCカードご利用確認のお願い

最近行われましたプライバシ-ボリシ-の改定に伴いまして、こ確認のお手続きは、一回限りで、数分で終了致します。
お客様によるご確認行為は必須となっており、お客様のアカウント情報のご確認が行われなかった場合は、アカウントが停止される可能性がごさいます。
この確認は義務付けられており、確認していただけない埸合は、アカウントが停止される場合もあります。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご利用確認はこちら
※この確認は義務付けられており、確認してい ただけない埸合は、アカウントが停止される場合もあります。つきましては、以下ヘアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
※24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全の為、アカウントの利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。
=======================
アットユーネット利用規約
第1条(利用規約)
1.本規約は、ユーシーカード株式会社(以下「UC社」と称します。)またはUC社と業務提携するカード会社(以下これらをあわせて「当社」と称します。)にユーシーカードホームページ上で提供するインターネットサービス「アットユーネット」(以下「本サービス」と称します。)のユーザー登録申請を行い、当社が承認した方(以下「アットユーネット会員」と称します。)に適用されます。
2.アットユーネット会員は、本規約のほか、第2条第1項に定めるカードの「会員規約」及び本サービスにおける各「サービス規約」、「ご案内」、「ご利用上の注意」その他の注記事項(以下「本規約等」と称します。)を遵守するものとします。
https://atunet.uccard.co.jp/UCPc/pages/images/person/PC/terms/index.html
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2.ユーザ登録を希望する方(以下「申込者」と称します。)は、当社所定の方法により申請するものとします。
https://www2.uccard.co.jp/cs/services/#entertainment
3.当社は、申込者のうちユーザ登録を承認した方に対し、アットユーネット会員を特定する番号(以下「ID」と称します。)を付与し、登録されたEメールアドレスに通知します。
https://www2.uccard.co.jp/cs/card/lineup/mileageplus.html
4.UC社と業務提携するカード会社の申込者は、申込者の所属するカード会社(以下「所属カード会社」と称します。)がUC社にユーザ登録に関する受付のほか、本サービスに関する事務等について、業務委託することに同意するものとします。
https://www2.uccard.co.jp/cs/privacy/member.html
第3条(登録の拒絶及び承認の取消)
当社は、申込者が以下の何れかの項目に該当する場合、当該申込者の本サービスの利用を拒絶し、あるいは、承認後であってもその取り消しができるものとします。
1.ユーザ登録をした方が、カードの会員資格又はコーポレートカードのカード使用者資格を有していない場合
2.ユーザ登録をした時点で、カードご利用状況、お支払状況等が不適当な場合
3.ユーザ登録の際の申告事項に、虚偽の記載、誤記、又は記入漏れがあった場合
4.当社に予め登録されている情報について改めて確認が必要な場合
5.カード不正使用による被害発生時や、申込者が当社に届け出た氏名、勤務先、住所、お支払口座等に変更があり、直ちに当社所定の届出用紙により手続きを行わなかった場合など正確な本サービスの提供が困難と予測される場合
6.その他、会員規約違反などがあり、当社がアットユーネット会員として不適当と判断した場合
https://www2.uccard.co.jp/maintenance/index.html
第4条(再登録)
アットユーネット会員は、次のいずれかに該当する場合、当社所定の届出を行うものとします。
なお、届出がないことによりアットユーネット会員ならびに第三者に不利益や損害が発生した場合には当社はその責任を負わないものとします。
(1)カード番号切替等申請した登録内容に変更があった場合
(2)自己のID及びパスワードが第三者に無断使用されている、又はそのおそれがあることが判明した場合
https://www2.uccard.co.jp/uc/uccard/corporatecard/
第5条(本人認証)
1.当社は、入力されたID及びパスワードの一致を確認することによって、アットユーネット会員による本サービスの利用とみなします。なお、当社は、本サービスの提供において、本人認証のためにその他の手続きを求める場合があります。
2.アットユーネット会員は、本人認証手続きに対応したオンライン加盟店においては、パスワードまたは当社が発行するワンタイムパスワードを入力する方法により、ショッピングサービスを利用できるものとします。
https://www2.uccard.co.jp/uc/services/seikyu/
業務委託先 株式会社クレディセゾン
Copyright © UC CARD CO., LTD. All Rights Reserved.

関連記事

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https://mic.or.jp/info/2025/11/16/mail-2


過去(2024年以前)実施の迷惑メール対策方法、設定

スパムアサシンの設定と、メーラーでの設定については、要望があれば記事を用意いたします。コメントとをお願いします。

どう見ても詐欺メール、どう自動破棄処理するのが良い? spam

スパムフィルタを使っていると正当なメールをスパムメールと、誤判定してしまうケースがあるが、これらのメールは自動処理してしまってもよいだろう。グレーケースとあきらかな詐欺メールは分類して処理するのが良いかもしれない。

以下、明らかな、詐欺メールのサンプル


組織犯罪対策部:あなたはマネーロンダリングの疑いがあります。保釈金として150万を下記の口座にお振り込みください。捜査終了後、保釈金は返金されます。2025年10月31日までに送金しない場合は資産は凍結され、あなたは逮捕されます。

三菱UFJ銀行 (金融機関コード0005)
恵比寿支店(支店コード136)
普通 2041699
名義 TS 合同会社
ティーエスゴウドウガイシャ

〒100-8974 東京都千代田区霞が関2丁目1番2号
電話番号 03-3581-0141(代表)


X-Mozilla-Status: 0001
X-Mozilla-Status2: 00000000
Return-Path: <iwashita_manami@e-nepia.com>
X-Spam-Checker-Version: SpamAssassin 3.4.0 (2014-02-07) on **.xserver.jp
X-Spam-Flag: YES
X-Spam-Level: **************************************************
X-Spam-Status: Yes, score=52.2 required=30.0 tests=CMCL_1,FSL_HELO_NON_FQDN_1,
HELO_NO_DOMAIN,RDNS_NONE,SPF_SOFTFAIL,TVD_SPACE_RATIO_MINFP autolearn=no
autolearn_force=no version=3.4.0
X-Spam-Report:
* 0.0 FSL_HELO_NON_FQDN_1 No description available.
* 1.0 SPF_SOFTFAIL SPF: sender does not match SPF record (softfail)
* 50 CMCL_1 Cloudmark Authority detected spam
* 1.3 RDNS_NONE Delivered to internal network by a host with no rDNS
* 0.0 HELO_NO_DOMAIN Relay reports its domain incorrectly
* 0.0 TVD_SPACE_RATIO_MINFP Space ratio (vertical text obfuscation?)
X-Spam-CMAuthority: v=2.4 cv=UZQDS7SN c=1 sm=1 tr=0 ts=69025ac7
p=feqnlMpVuKP_xuHrwg4A:9 a=0FI5FzLfUpbmheKzllYW6Q==:17 a=IkcTkHD0fZMA:10
a=x6icFKpwvdMA:10 a=5KLPUuaC_9wA:10 a=M51BFTxLslgA:10 a=QEXdDO2ut3YA:10
a=Mfv3uX3kbRkA:10
Delivered-To: ***@***.or.jp
X-Virus-Status: scanned (With Secure/Atlant/virusgw12107.xserver.jp/)
Received: from qjbgdilxanftbstfbmypojfne (unknown [116.208.97.48])
by ***.xserver.jp (Postfix) with ESMTPS id 08D85280D824FF
for <**@**.or.jp>; Thu, 30 Oct 2025 03:19:47 +0900 (JST)
Authentication-Results: ****.xserver.jp;
dkim=none;
spf=softfail (****.xserver.jp: 116.208.97.48 is neither permitted nor denied by domain of iwashita_manami@e-nepia.com) smtp.mailfrom=iwashita_manami@e-nepia.com;
dmarc=fail reason="No valid SPF, No valid DKIM" header.from=e-nepia.com (policy=none)
ARC-Message-Signature: i=1; a=rsa-sha256; c=relaxed/relaxed; d=***.or.jp;
s=default; t=1761761990;
h=from:from:sender:reply-to:subject:subject:date:date:
message-id:message-id:to:to:cc:mime-version:mime-version:
content-type:content-type:
content-transfer-encoding:content-transfer-encoding:in-reply-to:
references; bh=nTl06k+7cmfY6AQy1kTdVmH5deI5cl/IWBO0FE/8tIQ=;
b=Pi5TvKEgEfIRkjKLRatfN1kP2V2M9Ms3PoWWJR1c7us+sedef+I2DW7chT6mpT1j70MyCf
2o0rm8LslrqWEiIh4SPYRxnGRmQGCBroCZGDrfcuKFVD/NgzY4VfP3tanz8+b51aqliKZj
k9pIZTAabz38tBmH3epRH3FeBIWSwCBZf0bZT5bobJTvbDOCJvQmoz/6xLn6udxZslvssz
ox3rVC6lm1Bqd866eLHO2xjvJlcMpO1xbPjljbfODOYD/hk05PW77VMd6XdvzMonlIoAtG
moZuB7iFmlAkYUUs8aRSkMGZFU7dLwXQQlEzO0vtY0hWJIG4DaxAe1ghSYnX7Q==
ARC-Authentication-Results: i=1;
****.xserver.jp;
dkim=none;
spf=softfail (***.xserver.jp: 116.208.97.48 is neither permitted nor denied by domain of iwashita_manami@e-nepia.com) smtp.mailfrom=iwashita_manami@e-nepia.com;
dmarc=fail reason="No valid SPF, No valid DKIM" header.from=e-nepia.com (policy=none)
ARC-Seal: i=1; s=default; d=***.or.jp; t=1761761990; a=rsa-sha256;
cv=none;
b=kalrckxcno2eldITQxlaTxFC6yejHUAK+XC67U4VQbiG3lW4PVTcwhFm8z8s2FCeY62OQl
kYLJ5PTfGn2Z4fSQ+e3qbffTS0kQeC/SeaodSy2Ux29l3VALyDV/hLDtyPbZTtP5eDihGU
sYAUuKppEhdOc2W9EeinimPhS9h/OVclQlPSHB9VQo8jzwbzwuMSU5KfoyA1uO0wrq2SYM
a6Zu2XwgsBjozu9qbVknRsYNBpl5hPykoPBG+SxPAUZ3levk6JBHHeDRhgmxQDPTC5P+Pk
+0yoBkcZ3uu02XGhAEHu4NSUu3Jokw5X922s7f0ufukr+18u16go8BgQSdVsEg==
Message-ID: <lrrhz5s26p.s54pk7.5710.8frl-545754632@qjbgdilxanftbstfbmypojfne>
From: =?utf-8?B?6K2m5a+f5Y6F?= <iwashita_manami@e-nepia.com>
To: =?utf-8?B?U2FtIEVsaXNhYmV0?= <***@**.or.jp>
Subject: [SPAM] =?utf-8?B?6YeN6KaB44Gq44GK55+l44KJ44Gb?=
Date: Wed, 29 Oct 2025 19:19:42 +0100
X-Priority: 3
X-Mailer: LTPGGSAOIBADJ WTSQNJGDOCNBQPA 880.24276.55564
MIME-Version: 1.0
Content-Type: text/plain; charset="UTF-8"
Content-Transfer-Encoding: base64
XSRV-Filter: ***@**.or.jp
X-Spam-Prev-Subject: =?utf-8?B?6YeN6KaB44Gq44GK55+l44KJ44Gb?=
XSRV-Filter: .Junk

57WE57mU54qv572q5a++562W6YOo77ya44GC44Gq44Gf44Gv44Oe44ON44O844Ot44Oz44OA44Oq
44Oz44Kw44Gu55aR44GE44GM44GC44KK44G+44GZ44CC5L+d6YeI6YeR44Go44GX44GmMTUw5LiH
44KS5LiL6KiY44Gu5Y+j5bqn44Gr44GK5oyv44KK6L6844G/44GP44Gg44GV44GE44CC5o2c5p+7
57WC5LqG5b6M44CB5L+d6YeI6YeR44Gv6L+U6YeR44GV44KM44G+44GZ44CCMjAyNeW5tDEw5pyI
MzHml6Xjgb7jgafjgavpgIHph5HjgZfjgarjgYTloLTlkIjjga/os4fnlKPjga/lh43ntZDjgZXj
gozjgIHjgYLjgarjgZ/jga/pgK7mjZXjgZXjgozjgb7jgZnjgIINCg0K5LiJ6I+xVUZK6YqA6KGM
IO+8iOmHkeiejeapn+mWouOCs+ODvOODiTAwMDUpDQrmgbXmr5Tlr7/mlK/lupco5pSv5bqX44Kz
44O844OJMTM2KQ0K5pmu6YCaIDIwNDE2OTkNCuWQjee+qSAgVFMg5ZCI5ZCM5Lya56S+DQogIOOD
huOCo+ODvOOCqOOCueOCtOOCpuODieOCpuOCrOOCpOOCt+ODow0KDQrjgJIxMDAtODk3NCDmnbHk
uqzpg73ljYPku6PnlLDljLrpnJ7jgYzplqIy5LiB55uuMeeVqjLlj7cNCumbu+ipseeVquWPt+OA
gDAzLTM1ODEtMDE0Me+8iOS7o+ihqO+8iQ==


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関連記事

最近増えている謎メール dmarc25? 実質スパム → 破棄に設定変更

最近、まとめて何通も送られてくる謎メールを解析してみた。 サンプルのメッセージソースは下に張り付けました。

GPTの解析結果はつぎ。

とても良い観察です。
この2通目(noreply-dmarc-support@google.com からのもの)は、
先ほどの「dmarc25.jp」メールとはまったく性質が異なります。


✅ 結論から言うと

こちらは本物のGoogleから送信されたDMARC集計レポートメールです。
偽装スパムではありません。安全です。
ただし、開封や解析は不要で、そのまま削除して問題ありません。


🔍 技術解析(要点)

項目値評価
Return-Path<noreply-dmarc-support@google.com>Google公式ドメイン
送信サーバーmail-qv1-f73.google.com [209.85.219.73]正規のGoogleメールサーバー
SPFpassGoogleのサーバーが正しく認証
DKIMpass (header.d=google.com)Google公式署名あり
DMARCpass (policy=reject)Googleのポリシーが適用済み
件名/本文構成DMARCレポート(XML添付)形式DMARC集計通知として正常
スパムスコアscore=-13.5(極めて低い)SpamAssassinが「安全」と判定

📄 どういうメールか?

あなたのドメインを名乗るメールが世界中でどう扱われたかを、
Gmailが自動でまとめて送信してくれる「DMARC Aggregate Report(集計レポート)」です。

送信元:
noreply-dmarc-support@google.com

添付ファイル名は通常:

google.com!***.***!<日付範囲>!<識別ID>.xml.gz

中には XML 形式で次のようなデータが入っています:

<feedback>
  <report_metadata>
    <org_name>Google Inc.</org_name>
    <email>noreply-dmarc-support@google.com</email>
    <report_id>...</report_id>
  </report_metadata>
  <policy_published>
    <domain>***.***</domain>
    <p>none</p>
  </policy_published>
  ...
</feedback>

🚫 「dmarc25.jp」との違い

比較項目Google(今回)dmarc25.jp(前回)
ドメインgoogle.comdmarc25.jp(偽装)
送信元IP209.85.xxx(Google公式)59.106.xxx(GMO共用)
DKIM署名header.d=google.comheader.d=dmarc25.jp
SPF結果passpass(だが独自ドメイン)
内容正規のDMARCレポートDMARCレポート風スパム
対応放置・削除OK受信拒否推奨

💡 今後のおすすめ運用

もしあなたのドメインで
DMARCを設定済みであれば、世界中の主要メールサーバー(Google、Microsoft、Yahoo!など)が
定期的にレポート(XML.gz)を送ってきます。

これらは通常:

  • 安全(ただし開かなくてよい)
  • 内容は認証統計(なりすまし対策用)
  • 保存・放置しても問題なし

必要な場合のみ解析する

もし「自社ドメインのなりすまし状況を把握したい」場合、
以下のような無料ツールでレポートをまとめて可視化できます:


✳️ まとめ

種類ドメイン正体対応
@google.comGoogle正規サーバー正規DMARCレポート放置・削除OK
@dmarc25.jp偽装(docomo風)DMARCレポート風スパム受信拒否・開封禁止

以下は「偽DMARCレポート」と「正規レポート」の処置方法案


処置方針まとめ

レポート種別特徴推奨処置コメント
偽DMARCレポート差出人偽装、怪しい添付・リンクの可能性拒否 or 破棄SPF/DKIM fail、差出元不明なIPが多い場合は偽と判断可
正規DMARCレポート正規送信サーバーから、XML形式で集計破棄(中身を見ない場合)受信が煩雑な場合は破棄でOK
正規DMARCレポート正規送信サーバーから解析(中身を見る場合)偽装メール検出、送信経路確認、DMARC強化判断、監査目的で利用可能

正規レポートを解析するケース

自ドメインの偽装・スプーフィングの有無確認
  • 外部IPから SPF/DKIM fail があれば偽装メールあり
  • 対応策:SPF/DKIM/DMARC強化、受信者への注意喚起
メール送信経路の確認
  • 自社送信サーバーの SPF/DKIM/MX 設定が正しいか確認
DMARCポリシー強化の判断材料
  • p=none → p=quarantine → p=reject の段階的運用
  • p=reject で偽装メールは受信者サーバーで自動的に破棄される
セキュリティ監査・リスク管理
  • 偽装メールの監視、ドメイン悪用の傾向把握

運用上の具体例

  • 偽DMARCレポート:メールサーバーで「SPF/DKIM fail」「差出元不明IP」の場合、自動破棄
  • 正規DMARCレポート:受信は継続
  • 中身を見ない場合:迷惑メール振り分けで破棄
  • 中身を解析する場合:XMLを専用ツール(dmarcianなど)に取り込み、送信状況を監視

まったく別観点からの対処案

このメールは、DMARCレポートは 送信されるメール自体ではなく、受信側サーバーが作成する通知 です。よって 通常の個人宛メールのように偶然届くものではなく、ドメイン管理者宛に体系的に届くもの です。もしレポートを受け取りたくない場合は、DMARC TXTレコードから rua / ruf を削除する(rua/rufフィールドを空にする)ことで送信先をなくせます。

⇒当ドメインでは、 ”DMARCポリシー設定は不正「メールを配送しない」”、 ”通知を停止”、に設定変更しました。 まずはこれで、検証してみます。


dmarc25 からのほぼスパム

X-Mozilla-Status: 0001
X-Mozilla-Status2: 10000000
X-Mozilla-Keys:
Return-Path: <docomoreport-bounceback@dmarc25.jp>
X-Spam-Checker-Version: SpamAssassin 3.4.0 (2014-02-07) on ***
****.xserver.jp
X-Spam-Level:
X-Spam-Status: No, score=0.9 required=30.0 tests=DKIM_SIGNED,DKIM_VALID,
DKIM_VALID_AU,SPF_HELO_NONE,SPF_PASS,TVD_SPACE_RATIO,URIBL_BLOCKED,
URIBL_DBL_BLOCKED_OPENDNS,URIBL_ZEN_BLOCKED_OPENDNS,X_NONJAPANESE_SUBJECT
autolearn=no autolearn_force=no version=3.4.0
X-Spam-CMAuthority: v=2.4 cv=UZQDS7SN c=1 sm=1 tr=0 ts=6901a979
a=4nyRffA/pZpJxf3jz/ccCw==:17 a=x6icFKpwvdMA:10 a=z2Y1GidkDKYA:10
a=tclcd6dtLQvEqt9_mmAA:9 a=CjuIK1q_8ugA:10 a=4Hp3Za8rNZdGw2VEeB8A:9
a=49ladYHvHUoA:10
Delivered-To: **@****.or.jp
X-Virus-Status: scanned (With Secure/Atlant/virusgw12107.xserver.jp/)
Received: from mta01d.dmarc25.jp (mta01d.dmarc25.jp [59.106.216.209])
by ***.xserver.jp (Postfix) with ESMTPS id 457AD281968215
for <**@***.or.jp>; Wed, 29 Oct 2025 14:43:21 +0900 (JST)
Authentication-Results: ****.xserver.jp;
dkim=pass header.d=dmarc25.jp header.s=mta202206r header.b=goEzNkAQ;
spf=pass (***.xserver.jp: domain of docomoreport-bounceback@dmarc25.jp designates 59.106.216.209 as permitted sender) smtp.mailfrom=docomoreport-bounceback@dmarc25.jp;
dmarc=pass (policy=reject) header.from=dmarc25.jp
ARC-Message-Signature: i=1; a=rsa-sha256; c=relaxed/relaxed; d=****.or.jp;
s=default; t=1761716601;
h=from:from:sender:reply-to:subject:subject:date:date:
message-id:message-id:to:to:cc:mime-version:mime-version:
content-type:content-type:content-transfer-encoding:in-reply-to:
references:dkim-signature; bh=HYzQ8SKPW/mTSd0zhR4TrhYT01Ep9m0fGtwaDt5UigYc=;
b=nzJ4bQYZ5DF3X4MEkTlUVZbwka6l8ss6H0mpAWFXXVG5hK7jJALJLMNkY9Bwe9ICdOH8jiO
fe0RawqZYSbzp4bl8MGc3QHBHuCucjiNqOPCxOC8x+u/kHvk/ZP3pOfZj8OQzjOefZStkD
2MngfNdrn1pbMGOcDk/7ShmVs185ca87soFPhoNKX1gGdgUFi89GHVjxHt2GAdNi2NxcuF
LdMFdMQWDCxJjaKDNPjGPBHe8Z0ccJ6Y69PKQZQuSBtICykOAN/sFs4bSHv3X62iPxHkL
w8PbHQNUal1lhfQqF6bmRSpZmP895I3HGrHFgt3Ah67RAEOVy+ycQSDT3HJm5w==
ARC-Authentication-Results: i=1;
***.xserver.jp;
dkim=pass header.d=dmarc25.jp header.s=mta202206r header.b=goEzNkAQ;
spf=pass (***.xserver.jp: domain of docomoreport-bounceback@dmarc25.jp designates 59.106.216.209 as permitted sender) smtp.mailfrom=docomoreport-bounceback@dmarc25.jp;
dmarc=pass (policy=reject) header.from=dmarc25.jp
ARC-Seal: i=1; s=default; d=**.or.jp; t=1761716601; a=rsa-sha256;
cv=none;
b=KHep4fsgpeT1mhiFdziq/LgRb39yMdlYqoIuK8evM2vbafKp4rVAVO2P9Ey81khMzF/Z4r
crd7YKwrIlvBUyp1XRE6nB76hDQCRbDgNOsZ1+KBNM85SN5PUMA+9qeTAJwx8wd9Sa43sQ
nv6aAssOakDL/4S2e0IsUsYb9Tur/At0oK7kaJbnQX+Yd/1wFZmkjiRfuT1YUHdrShYu8W
sOCIt15QbELfWumXp1pVbuVRBe4dXprMgan6eTe40VO7fjiI1d1pWRInuZ0WWXgWhnmhJ5
aO8L9L1Z89aGWAg13w8Txyb/BHyzZ7jTBzn9S8pgswKLm5f45xe3vy9VbNphqg==
Received: from [153.125.224.196] (unknown [172.16.0.99])
by dmarc25docomomta-01.dmarc25.jp (Postfix) with ESMTPSA id 0CB56A3808
for <***@**.or.jp>; Wed, 29 Oct 2025 14:43:21 +0900 (JST)
DKIM-Filter: OpenDKIM Filter v2.11.0 dmarc25docomomta-01.dmarc25.jp 0CB56A3808
DKIM-Signature: v=1; a=rsa-sha256; c=relaxed/relaxed; d=dmarc25.jp;
s=mta202206r; t=1761716601;
bh=HYzQ8SKPW/mTSd0zhR4TrhYT1Ep9m0fGtwaDt5UigYc=;
h=Subject:From:Date:To:From;
b=goEzNkAQSdNEHFDF/aEqbsVYzSORdKoSo/d/3Lw52R7VhzSWm7Ahd/6vIs1jZLlG
QYmoT7MjAoWtqlIl9xTIJ2z4GI86LvS3uiF+GTbVn3aHTrcPLbP55UZHaLkoLilBxP
V6y5RnKXLBP8RPz56Ch0m0RFUxKoNn7EPRGrphRn7lJbyUXf1/Lwt0ADB2QKOjGva5
5gKAz2hLBB22lU8lOr7hhxvj5xyLr+x/R79IMNvOfnfkctau4xK7Ej4az7OQ5G0iyG
jseEZ7jhZkeEbVyFJBpitFgQ2fdY8Tc+MpM4Su2dNTLD+rGt272FQoL81es+ArG0+f
lAF0H6nv+XpHQ==
Content-Type: multipart/mixed; boundary="===============0657281041604779379=="
MIME-Version: 1.0
Subject: Report Domain: ***.or.jp
Submitter: docomo.ne.jp
Report-ID: <0579b07583e429af1ed1a5fe567b58c8>
From: "docomo.ne.jp by DMARC/25" <reporting@dmarc25.jp>
Date: Wed, 29 Oct 2025 05:43:21 -0000
To: ***@**.or.jp
TLS-Required: No
Message-ID:
<0579b07583e429af1ed1a5fe567b58c8.d074edf066b753a93afbc05bd4df0c91e7b0b70d.dcmdb-11@docomomta.dmarc25.jp>
X-Dmarc25-Report-Info: d074edf066b753a93afbc05bd4df0c91e7b0b70d
X-Dmarc25-BounceBack-Forward-To: docomoreport-bounceback@dmarc25.jp
XSRV-Filter: ***@**.or.jp

--===============0657281041604779379==
Content-Type: text/plain; charset="us-ascii"
MIME-Version: 1.0
Content-Transfer-Encoding: 7bit


--===============0657281041604779379==
Content-Type: application/gzip
MIME-Version: 1.0
Content-Transfer-Encoding: base64
Content-Disposition: attachment;
filename="docomo.ne.jp!**.or.jp!1761609600!1761695999!079b07583e429af1ed1a5fe567b58c8.xml.gz"

H4sICHmpAWkC/2RvY29tby5uZS5qcCFtaWMub3IuanAhMTc2MTYwOTYwMCExNzYxNjk1OTk5ITA1
NzliMDc1ODNlNDI5YWYxZWQxYTVmZTU2N2I1OGM4LnhtbAB8Utty4yAM/ZVO3tfY6fo2o9L9Ew8G
kbA1lwLubv++smmyyWRmnxBH0tE5Anj9a5enD4zJePdyaKr68IROemXc6eWwZv1jOLxy0IhqFvKN
Q8TgY54sZqFEFhx8PE1OWOTKS2995bD6HYBdYUArzMJLH7H+UlZEeWz3qpK7kBrF67Yf57pvh2f8
eRyFblA1otXYdv3cDnIA9q8WSABOUbgTTZnxZBxv+q7p6rGra2AFAXSqwGM7jiONpDuw21b24Cn4xcjPKazzYtIZqUGoN25BFYCUJ6UO26NrHzcrXwjIFLQe+F2QuDvq6A55ByBBQJk5s0mbwsg3efp
SomH4RGlj9vp/1CLX6PEyQSi6aqmea6Ox6Eae+q+ZkD61dEcYCW4GMIPsazkfNudScEnk+nZ7yTc
4rB71fREhO+2N0/lvrtjj7xsF2kUEp829K84nFEojJOO3t4u7BYGdtch1nyeIqZ1yakM/c/CSx1P
Xuci7Ru4aLwnY5dlsuuf/gIAAP//AwCg03oZBAMAAA==

--===============0657281041604779379==--

類似の、googleからのもの。

X-Mozilla-Status: 0001
X-Mozilla-Status2: 00000000
Return-Path: <noreply-dmarc-support@google.com>
X-Spam-Checker-Version: SpamAssassin 3.4.0 (2014-02-07) on ***.xserver.jp
X-Spam-Level:
X-Spam-Status: No, score=-13.5 required=30.0 tests=DATE_IN_PAST_06_12,
DKIMWL_WL_MED,DKIM_SIGNED,DKIM_VALID,DKIM_VALID_AU,ENV_AND_HDR_SPF_MATCH,
SPF_HELO_NONE,SPF_PASS,TVD_SPACE_RATIO,URIBL_BLOCKED,
URIBL_DBL_BLOCKED_OPENDNS,URIBL_ZEN_BLOCKED_OPENDNS,USER_IN_DEF_DKIM_WL,
USER_IN_DEF_SPF_WL,X_NONJAPANESE_SUBJECT autolearn=no autolearn_force=no
version=3.4.0
X-Spam-CMAuthority: v=2.4 cv=UZQDS7SN c=1 sm=1 tr=0 ts=68f0d3d6
a=Fqz2ctiUAAAA:8 a=1XWaLZrsAAAA:8 a=x6icFKpwvdMA:10 a=3vObA125-ToA:10
a=flsTg8gXeVLoRtu52pQA:9 a=IKIoO-ieCDEA:10 a=wDOl-8IaFK0A:10
a=Yy2xoct6d_2ZlxTvqP-Z:22 a=2GJp8AGDeS-V4P2SbgYv:22
Delivered-To: **@***.com
X-Virus-Status: scanned (With Secure/Atlant/virusgw12107.xserver.jp/)
Received: from mail-qv1-f73.google.com (mail-qv1-f73.google.com [209.85.219.73])
by ***.xserver.jp (Postfix) with ESMTPS id F33BE2811D7AFD
for <***@***.com>; Thu, 16 Oct 2025 20:15:33 +0900 (JST)
Authentication-Results: ***.xserver.jp;
dkim=pass header.d=google.com header.s=20230601 header.b=YRAEr3n5;
spf=pass (****.xserver.jp: domain of noreply-dmarc-support@google.com designates 209.85.219.73 as permitted sender) smtp.mailfrom=noreply-dmarc-support@google.com;
dmarc=pass (policy=reject) header.from=google.com
ARC-Message-Signature: i=1; a=rsa-sha256; c=relaxed/relaxed; d=**.com;
s=default; t=1760613334;
h=from:from:sender:reply-to:subject:subject:date:date:
message-id:message-id:to:to:cc:mime-version:mime-version:
content-type:content-type:
content-transfer-encoding:content-transfer-encoding:in-reply-to:
references:dkim-signature; bh=JQF0fljcxSuoRS124ENe3cCdw4WeLzoayaVg3d1sVu8=;
b=EgDtYvv5nZU2cpPezn5cfHsnBhIFJLX1csaOBAfa0LwSi3Os2Biaoxx3Mkme4kKO6qTboV
7AGSE/6wSUf/NDQSoTAyK2/2WK8d4mF628fVJ+2bfNnDvqdVoRHQKXEA+lCOEPpY+c3/Ul
bXM8diD9TT

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