「ちょっとガス代が高いのではないか?」ということで、ちょっと調べてみました。
実際のデータと、いろんなサイトの情報を並べたものです。
データ内容 | 実際のデータ | 他サイトでのデータ | |
---|---|---|---|
人数 | 3人 | 1人 | 3,4人 |
年間平均 | 6800円、12㎥ | 4505円、5㎥ | 12350円、20㎥ |
冬季 | 10500円、19㎥ | 5551円、7㎥ | 16534円、28㎥ |
夏季 | 3700円、5㎥ | 3459円、3㎥ | 9735円、15㎥ |
この情報からは、相場から見れば”高い”というのはあてはまらいようです。
ちなみに、enepi https://enepi.jp/のサイトで確認したところ、今使っている業者が最安ということでした。
どの業者を選択するかは問題なしとして、使用量は妥当か検討してみます。
3、4人の一般的な使用料と比較すると少ない数値です。他サイトの同じ人数より夏季が極端に少ないのは太陽熱温水器を使っているからです。
夏場の晴れた日は、太陽熱で50度程度まで上がっているようで、水で薄めて浴槽に入ります。このへんの温度調整はスカイブレンダーと給湯器が 自動でやってくれるので、太陽熱温水器で実際に何度くらいまで温度が上がっているのかは知りません。 このため、40年以上前に使っていた太陽熱温水器の経験から推測した数値を使います。
まず、夏季について、計算してみます。
お風呂の分
http://lpg-c.netで使っている次の数値と実際のデータもほぼ同じなので同じ条件として計算します。
「浴槽一杯分、250l(リットル)の水を42度で入れた場合の使用量を計算していきます。」
太陽熱温水器を使っているので、晴・曇・雨に分けて、初期水温の条件を設定します。
晴れの日は先に書いた通り50度として、曇りは32度、雨は25度とします。昨年の8月の天候は太陽光発電のデータで見て 晴れは24日間、曇りは6日間、雨は1日間として計算します。つまり、
晴れの日: 0kcal
曇りの日: 250ℓx(42-32)=2500kcal 0.13㎥ x6回
雨の日: 250ℓx(42-25)=4250kcal 0.22㎥ x1回
= 1.00㎥
また、追い炊きする時点で水温が30度に下がっているとして
250ℓx(42-32)=2500kcal 0.13㎥ x31回
= 4.03㎥
合計 5.03㎥
→数値合せしてしまいましたが、こんな感じでしょうか。
調理にもそれなりに使っているはずですが、ほとんどはお風呂分ですね。
3ℓx(100-25)=225kcal 0.01㎥ x31回
同じように冬季分を計算します。
冬季は太陽熱温水器の効果はほぼないので、一律で10度とします。
250ℓx(42-10)=8000kcal 0.42㎥ x1回
=13.44㎥
また、追い炊きする時点で水温が10度に下がっているとして
250ℓx(42-20)=5500kcal 0.29㎥ x31回
= 8.99㎥
合計 22.43㎥
晴天の場合、冬場でもある程度暖かく感じる日もあったので、10度は厳しめの数値です。
同様に調理分です
3ℓx(100-10)=270kcal 0.01㎥ x31回
いずれも、追い炊き分が大きいです。
http://lpg-c.netのサイトにも記述がありますが、「お風呂はこまめにふたをして続けて入るのが節約のコツ! お風呂もふたをしていないとどんどん熱が逃げてしまいます。こまめにふたをし、お風呂を沸かしたらすぐに入るようにする事が節約のコツです。 ふたをしていても1時間に約1度温度が下がってしまうため、あまりに時間が経つと追い焚きしなければなりません。 また、お風呂の保温機能はできるだけ使わないのがベターです。」
ということで、あとなんとか節約できるとしたら、追い炊き分なのでしょう。
つまり、「続けて入る」ようにするとかなり削減できそうです。