本来、お金とは「 貨幣。金銭。また、財産。 」とか、特に知識がなくて扱えるもののはずなのですが、困ったことに電子マネーはだんだんとゆるゆるになってきて非常な危険を感じている人も多いはず。
蔓延している意外に短い使用期限
古くからあるSUICAは有効期限はありませんでした。長期間使用していないと使えなくなりますが、追加チャージすると復活するので、使用期限はないと言ってよいでしょう。しかし、最近増えつつある電子マネーやポイントカードは比較的短い使用期限が設定されています。管理データの大容量化もあってか、細かく取得が記録可能となりそれぞれの使用期限が細かく設定されています。細かい間隔でポイントの状態を確認しておかないと期限切れとなりポイントが喪失してしまいます。例えば、あるとき最短の期限を確認して、直近で喪失するものが1年後だったとしても、翌日に付加されたポイントの使用期限がその月の月末ということもありえます。損しないように込め間にチェックしないと…、なんとめんどくさい。
いずれにしても、有効期限があって、気が付かないうちに喪失してしまうものを”お金”といってよいものだろうか? 常に気をつけておかないといけないものなんてなんと使いにくい仕組みなのだろう。
複雑すぎるポイント還元の仕組み
消費税還元のしくみ、どのような方法で、どのような仕組みで還元されるのか、何が、どのタイミングでどこに還元されるのか、個別ケースが多すぎて覚えきれない。これも、知らないうちにポイント喪失してしまう人が多数でてきそうな予感がする。たとえば、Edyの場合だけでもないかもしれないが、使ってから還元ポイントが付加されるまでに1か月くらいかかるものもあれば、もっとかかるものもありそう。そして受取期限が3か月くらいと短い。それから、コンビニ払いの分の還元がレシート上では還元される旨かかれているが、2か月以上たつのにされていないように見える..。 自販機で払った分はどうなるのだろう? ..消費税は込みのはずだが…..。
努力の割には結局、誰も得していないような気がしてきた..
キャッシュレス化の推進のために 消費税還元 をやったことになっているが、得をしたのは電子化を進めている事業者?かと思われるが、現状は手数料なしで運用していて、来年6月以降で手数料を取るように切り替えるという。この電子決済を利用している事業者の話では、現在は現金と電子決済と同額に値段設定しているが、電子決済の手数料が有料になったときは電子決済の支払いでは手数料分だげ値上げするという。支払い方法によって値段が違うというのは違和感がある。しかし、通販を考えれば支払い方法によって値段が違うのはあたりまえと言えなくもない。そのように同じものに対して支払う金額が現金のほうが安いなら、現金に戻るのは当たり前にように思える。
つまり、一見、電子決済の業者が得をしているかのように見える消費税還元も、得をする前に、敗退してしまいそうな予感がする。もしそうなってしまうなら消費税還元をうまく活用できなかった運用方法のミスと言えなくないが、、、。
いやいや、レジの製造業者は売り上げを伸ばしていると言うかもしれないが、短期的に買い替えの時期がシフトしただけで、逆に売り上げに波ができてしまい商品サイクル的観点でロスが発生しているので、逆にコスト増になっているかもしれない。
長期的な成長していくことを考えに抜いていないと誰も得しないものになってしまう。なんか最近そんなものばかりが目立ってしまうのはなぜだろう。