スギさんとの戦いふたたび
ことしもスギちゃんとの戦いをはじめました。詳細は後に書きますが、つくしが顔を出す寸前のところまで来ていました。まず、昨年レベル分けして除去作業のレベルを変えてみた結果を書いておきます。1つめの写真は、地下茎を深く追わず、30~40cmほど土をひっくり返して見え付けた地下茎を除去した部分です。庁とのこの部分の上にトマトがびっしり茂っていたのでほとんど地面のメンテナンスができなかったこともありますが、スギナがびっしり生えてしまいました。しっかり除去したわけではありませんが、何も除去していないのと同等くらいの状況のように見えます。
つぎの2つ目の写真は、5,60cmくらいまで地下茎を追っかけて除去した部分です。1年間の間に数回除去したていどですが、スギナは数本しか生えていません。しっかり除去することは効果があるといえるでしょう。しかし、地下部分ではそうでもありません。この部分においても地下茎は広がっており、地下60cmほどの場所に水平に伸びていました。この地下茎からほぼ垂直にのびて次の芽を出そうしているものが多数ありました。3つ目の写真が、その垂直に伸びた地下茎です。
掘り出した根を伸ばして石の上に並べています。長いもので60cmほどあります。左側が地上方向で、それぞれ土筆が芽を出そうと地表ぎりぎりのところまで来ていました。これらは、60cmほど掘った後、横方向に順次掘り進みながら採取しました。
これらは上の2番目の写真の箇所から掘り出したものです。いずれも地表面からは見つけることができませんでした。
地上に少しでもスギナは生えているなら地下には地下茎が広がっていると考えるのが妥当でしょう。毎回60cmも掘って除去するのは大変なので定期的に耕して出てきたものをこまめに除去するのは作業量が最も少なくて済むように思います。もちろん除草剤を使えば楽に除去できるのですが、無農薬栽培を目指したいので、農薬は使用しません。何かを使うとしても自然界にあるもので対策したいと考えています。