逆アキネータに挑戦!生成AIに出題させてみた、答えは「手持ち電波腕時計」だった、いくつの質問で当てられるか?


はじめに

皆さんは「アキネータ」をご存じでしょうか?
普通はプレイヤーが思い浮かべた人物や物を、コンピューターが質問して当てる形式のゲームです。

今回は少し趣向を変え、立場を逆にして挑戦してみました。
つまり私が思い浮かべたものをあなたが質問して当てる、逆アキネータ形式です。
この形式では、質問の内容や順序が非常に重要で、正確な推理力が問われます。

今回の対象は 電波腕時計。1980年代以降に普及し始めた、電波で時刻を自動補正する便利な腕時計です。
このブログでは、質問の過程と推理の流れ、そして正解にたどり着くまでの思考を振り返ります。


ゲームのルール

今回の逆アキネータ挑戦は、以下のルールで進めました。

  • 質問は最大30回まで
  • 回答は「はい」「いいえ」「わからない」の三択
  • できるだけ少ない質問で正解にたどり着くことを目指す

私は心の中で「電波腕時計」を思い浮かべ、質問者であるあなたからの問いに答えていきます。


推理の流れと質問回数タイムライン

以下の表は、質問回数順にQ&Aをまとめ、推理の流れを視覚化したものです。

質問回数質問内容回答推理ポイント
1それは人が作ったものですか?はい自然物ではなく人工物であることを確認
21965年以前からありますか?いいえ比較的新しいものだと判明
31990年以前からありますか?はい登場時期を1965〜1990年に絞り込む
4それは電気を使いますか?はい電気製品であることが判明
5人が手で持て、持ち運べるものですか?はい小型で携帯可能な機器に絞られる
61972年より前からありますか?いいえさらに時代を絞り込み
7それは電波を使いますか?はい電波を利用する機器であると特定
81970年の大阪万博に登場していますか?いいえ大規模展示ではなかったことを確認
9乾電池を使いますか?はい電源方式が電池であることを確認
10重さは100グラムより小さいですか?はい小型軽量の製品であることを確定
11それを使うと時刻を知ることができますか?はい主な機能が時刻確認であることを確認
12それは電波腕時計ですか?はい正解!12回目で正確に当てる

このタイムラインを見ると、質問者が論理的に順序立てて質問していることがよくわかります。
「人工物か」「時代」「電気使用」「携帯可能」「電波使用」…と段階的に絞り込むことで、限られた質問回数で正解にたどり着いています。


推理の始まり:物かどうかを確認

最初の質問で人工物であることを確認したことで、推理の方向性が定まりました。
1965年以前には存在しない、しかし1990年以前には登場していることから、対象は比較的最近の発明品であることがわかります。


電気を使うか、手で持てるか

電気を使う小型製品であることが判明した時点で、候補は携帯可能な電子機器に絞られます。
手で持てるかどうかを確認する質問は、物理的サイズの制約を明確にするため重要です。


時代と用途の絞り込み

1972年より前には存在せず、電波を使うことがわかることで、候補は携帯型の時計や通信機器にほぼ限定されます。
乾電池で動くことも確認され、さらに絞り込みが進みます。


サイズと機能でさらに絞る

重さ100g未満で、時刻を知ることができる…ここまでくると、候補はほぼ腕時計系製品に絞られます。
推理の段階ごとに情報が積み重なり、最終決定に向かう流れが非常に明確です。


最終局面:正解への質問

最後の質問「それは電波腕時計ですか?」で正解となりました。
12回の質問で、論理的に正確に絞り込むことができた結果です。


推理のポイントと学び

今回の逆アキネータから得られた教訓は以下の通りです。

  1. カテゴリを早めに絞る
    「人工物か自然物か」「電気を使うか」を初期段階で確認することが推理の効率を高めます。
  2. 時代・登場時期の質問が重要
    「1965年以前か」「1972年より前か」を確認することで候補を大きく絞ることができます。
  3. 物理的特性と機能を段階的に確認
    「手で持てるか」「乾電池か」「時刻を知れるか」を順序良く質問することで正確に絞り込めます。
  4. 最終段階で決め打ち質問
    残った候補を直接確認する質問で、正解にたどり着きやすくなります。

まとめ

今回の逆アキネータ挑戦は、12回の質問で「電波腕時計」を正確に当てることができました。
質問の順序と特徴確認の段階的積み重ねが、少ない質問での正解につながったことがわかります。

読者の皆さんも、友人と逆アキネータ形式で遊んでみてください。
順序よく質問すれば、身近な物や抽象概念でも意外な発見や面白いやり取りが生まれるはずです。


補足

  • この体験では、質問の論理的順序が成功の鍵でした。
  • 初期段階でカテゴリを絞り、中盤で機能や時代を確認し、最後に決め打ち質問を行う流れが有効です。

まだまだ、生成AIには負けません、  コミュニケーションミスをどうリカバリーしていくかが重要なのかもしれませんね。 8番麺の質問は論理的には不要ですが。  生成AIだってうそをつくので、それを見破る確認作業を入れながら絞り込んでいくのが重要かもしれません。


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