いろんなところで2020年問題とか、時限式ネーミングで売り込みしようとしています。どんなものなのか検証してみましょう。
今回は、「照明の2020年問題」についてみてみます
「実質完全LED化する2020年問題の現状とは?」この辺の記事では、全ての蛍光灯の生産がゼロになるというわけではなそうです。
パナソニックはWeb上では、まだ健在です。切り替えの記述も特に無いようです。それよりも「 LINK STYLE LED 」を押している感じです。
東芝ライテック株式会社は、一部生産終了しているように見せています。E26金口タイプは終了しています。これは普通にE26のLED電球に置き換えるだけなので球が切れたら順次切り替えればよいでしょう。一般的な蛍光灯は普通に存在しています。
株式会社ホタルクス(旧 NECライティング株式会社)も、普通に蛍光灯はあります。このサイトに「水銀関連のお知らせ等」の情報がありました。すでに規制にひっかかる製品は製造や輸入されていないとあります。すでに基準を満たしているので、 すでに2020年問題はクリアされていることになるといってよいのではないでしょうか?
各サイトの書きっぷりは3つほどのレベルに分類できそうです。「キャッチーなタイトルであおりを入れつつ、ぎりぎりアウトな嘘の記載で物を売ろうとしているサイト」、「真面目に現状について正しい情報を提供しようとしているサイト」、「後者をベースに将来も見据えた方向性を紹介しているサイト」の3つです。
ということで、昔あったフロン規制と同じようにだんだんと基準が厳しくなることも想定されます。つまり、現状の代替製品も基準を満たさなくなるということが考えられます。そうであれば、機器故障とか、買い替えのタイミングで製品を切り替えるのが良いでしょう。ということで、今使っている機器についてじっくりとどんな製品に切り替えるのが良いか検討してみましょう。