原因調査; 推測:USB Linuxが、時計のタイムゾーンを設定していない状態になっており、Linuxを起動するとその状態がハードウェアに記録される。Windows10は起動しただけではハードウェアの設定を更新しないので時刻表示が変わると推測した。 Ubuntuを起動しtimezoneを確認した $ timedatectl Local time: Wed 2019-08-28 00:40:19 UTC Universal time: Wed 2019-08-28 00:40:19 UTC RTC time: Wed 2019-08-28 00:40:19 Time zone: Etc/UTC (UTC, +0000) System clock synchronized: yes NTP service: active RTC in local TZ: no 上の結果から、推測は当たっていると判断した。
根本対処、対処; 上の確認結果から USB Linuxがハードウェア設定を変更しないようにすれば問題を発生させないと推測する。設定ベースでは、timezoneにAsia/Tokyoを設定することで解決すると推測される。
$ timedatectl set-timezone Asia/Tokyo $ timedatectl Local time: Wed 2019-08-28 09:44:03 JST Universal time: Wed 2019-08-28 00:44:03 UTC RTC time: Wed 2019-08-28 00:44:03 Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900) System clock synchronized: yes NTP service: active RTC in local TZ: no
対処結果、結論: 上の対処の結果は、USB Linux上にも記録される。また、一度Ubuntuを起動した後、Windows10を起動すると右下の時計の日時は何も設定変更しなくても正しい時刻を示すようになった。これで、問題解決であるが、Windowsの妙な挙動を検出した。Windows起動時に表示されるきれいな写真「 Windows スポットライト」 の左下に表示される時刻が9時間前の時刻になっている。気になる挙動だが、次回Windowsを起動するときには日本時間で表示される。どんな仕組みで9時間ずれが覚えられるのか、そしてWindowsを一度起動したら解消するのか。 上のメッセージの「 RTC in local TZ: no 」というのが怪しい。これを変えてみる。 $ timedatectl set-local-rtc true で解決できた。