以前に推測・予測した「昼間は、発電した電力や充電した電力を消費することで動作している。雨天等で長時間発電がない場合、充電した電力も使い切るために外部の電力を消費する可能性がある」の検証をしてみます。
これは、”発電量が少ないときに微妙な消費電力増加”という事象がおきているかどうかで確認できると、考えました。
図1:午前中すこし曇っていたある日の発電量
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パワコンディショナー内の充電分を考慮して、図1の12時点の発電量と1日の全発電量との相関を見ます。
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朝方の時間帯のデータは夜間モードの影響のほうが大きく、発電量との相関はなさそうです。 気にしている10時台のデータについては相関あると判断できる結果が得られました。違和感があるデータとならないように、晴天時のパワーコンディショナーの消費電力はほぼ100%太陽光発電分で賄っていて、発電量が減るにつれて徐々に買電分で賄っていると推測します。この消費電力は約0.2kW程度です。この消費分とは別に買電のために交流に変換する際に発生するロスは別にあると考えます。パワーコンディショナーの仕様に書かれている消費電力はその辺をまるめてきさいしているのでしょう。