太陽光発電システム導入環境での消費電力解析 その2 他サイト

前回の解析に続いて、2019/2/1以降について、サイト3、サイト2について確認します。前回と同様に時刻ごとの消費電力の変動を確認します。まず、サイト3のデータです。

サイト3

一度減っていた消費電力が依然と同じ状態に戻った後は、これまでの解析と同じ傾向であることが確認できました。

同様に、サイト2のデータです。

サイト2については、これまでにはなかった事象が見られます。6/29の19:00から0.10kWhほど消費電力量が減っていました。詳細を見るために、消費電力量が減少する直前の6/27と減少後の7/9のデータをプロットしました。

見逃していましたが、7/9 13:30ころに消費電力量が元の状態に戻っていたことを確認しました。

 これについては、浄化槽の点検業者から連絡があり、浄化槽ブロアーが故障しており暫定的に仮のブロアーを設置していたことが分かりました。状況から6/29の消費電力の減少はブロアーの故障で発生し、7/9の消費電力の増加は仮ブロアの設置によって発生したと判断できます。つまり、0.10kWh分はブロアーの消費電力わかりました。 現在、下水道の供用開始にむけて準備中で、浄化槽自体を無くす予定です。このため、ブロアーもなくなるので、0.10kWh分の消費電力が減少する見込みです。実際にどのようになるか下水道に切り替えた後に検証してみます。